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役職 学部・学科 文学部人文社会学科社会情報学専攻 出身高校 茨城県立水戸第一高等学校 段位 参段 趣味・特技 動画視聴、読書 自分にとって部活とは 楽しみ 一言 一刹那正念場 部員紹介
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基本プロフィール 生年月日 1976年2月2日 職業 女優 クロノスプロフィール 総参戦回数 1 賞金獲得回数 0 復活回数 0 逃走時間 3分38秒 逃走率 2.79% 逃走ポイント 2180 各回成績 逃走中 出演回 逃走時間 逃走率 逃走ポイント 順位 備考 白雪姫と七人の侍 3分38秒/130分 2.79% 2180 18位/18人 略歴 高校生の時に宝塚を観劇したことがきっかけで宝塚音楽学校を受験。史上最も倍率の高い82期に入学した。同期では現在女優の紺野まひるさんがいる。入団後は音やクなので2番手を演じていたが、2002年で新人公演の主演をを果たし、以後も組を変えながら悪役や二番手など宝塚を支えた。 2009年に退団後あ地元である名古屋を中心に活動。2012年に日テレ「天才!!カンパニー」の準レギュラーとして出演したことで知名度を上げた。その後もドラマや舞台に出演する一方、日テレの通販番組「ポシュレ」の司会や「スッキリ!!」のコメンテーター、中京圏ではCBC「ゴゴスマ」のリポーターなどを務めてる。また、TBS「プレバト!!」では生け花名人の1人として君臨している。 宝塚入団のきっかけもさることながら、劇団四季の大ファンと生粋の舞台っ子である。 クロノス略歴 逃走中1回、「白雪姫と七人の侍」編の参戦。 建物の陰に隠れる中、「舞台は凄い緊張するんですけど、それより緊張するっていうか…怖い!」とまだ見ぬハンターに怯えつつも「よく夢でありません?誰かに追われるやつ」と夢シチュ的感覚の中、「怖い!」と建物の周りを歩いたりなど落ち着けない中、一瞬の静寂の後ハンターが出現。悲鳴を上げながら逃げるも建物の敷地からも出れず確保。わずか3分半で「舞台」から降ろされることとなり「え?これ夢?夢ですか?」と茫然するが、残念ながら現実である。 ▽タグ一覧 女優 白雪姫と七人の侍
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autolink ケルドの匪賊/Keldon Marauders (1)(赤) クリーチャー ― 人間(Human)・戦士(Warrior) 消失2(このパーマネントは時間(time)カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、その上から時間カウンターを1個取り除く。最後の1個が取り除かれたとき、それを生け贄に捧げる。) ケルドの匪賊が戦場に出るか戦場を離れるかしたとき、プレイヤー1人を対象とする。ケルドの匪賊はそのプレイヤーに1点のダメージを与える。 3/3 《ケルドの匪賊/Keldon Marauders》をGathererで確認 《ケルドの匪賊/Keldon Marauders》をGoogleで検索 《ケルドの匪賊/Keldon Marauders》が使用された大会 取得中です。 カードテキスト転載元: Wisdom Guild 様 2011 / 09 / 20
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autolink 肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder (2)(黒) クリーチャー ― ゾンビ(Zombie)・戦士(Warrior) 肉袋の匪賊が戦場に出たとき、各プレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。 3/1 《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》をGathererで確認 《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》をGoogleで検索 《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》が使用された大会 取得中です。 カードテキスト転載元:Wisdom Guild様 2011 / 12 / 13
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44 :198:2014/06/30(月) 01 20 06 匪賊たちの宴 1915年12月2日。 白朗率いる青海派が乗っ取った中華民国国民政府から宣戦布告文を受け取った協商各国は、泥沼の大戦にまた一つ追加された面倒事に舌を打ち鳴らしはしたがさして混乱する事はなかった。 中華大陸では大所帯と言えると言っても所詮国民党の勢力は一地方政権のそれでしかなく、海から切り離された内陸部しか勢力下に収めていない現状では外部からの支援も受けられない。 今まで列強が支援していた周辺勢力、特に満鉄の支援を受けた北洋軍閥だけで十分に対処可能であると協商国側は予測し、事実その計算は完全に正しかった――純軍事的には。 12月10日。 国民政府の支配領域より全方位に国民党は出撃し、協商国の支援を受けた周辺軍閥に鎧袖一触で蹴散らされる。 予想されたよりも出撃してきた国民党の数は多かったものの、各地からもたらされる一方的な勝報の数々に北洋政府を率いる袁世凱は中華統一の好機であると快哉を叫び、中華皇帝登極への野望を燃やし始めたほどだ。 異常事態が確認されたのはその翌日、各軍が一斉に重慶へと侵攻して国民党に止めを刺そうと行軍の準備を始めた段階になってからだった。 「昨日敗北した国民党軍の残党と見られる武装勢力が、各地で無差別に略奪を行っている」 当初はよくある敗軍の略奪行為だと思われたが、被害報告が積み重なるにつれてようやくその規模と範囲が異常である事が判明する。 多くてもせいぜい100人程度の集団で集落を襲って焼き尽くし、銀行から現金を運びだし、田畑を荒らし、鉄道のレールを盗み出す。 軍や警察がやってくれば逃げ出して、他の場所に別の獲物を探しにいく。 前日各地で蹴散らされて蜘蛛の子のように逃げ出した国民党軍は最初からこれを目的として編成され、簡単な指示を与えられていた。 『奪い尽くせ、犯し尽くせ、燃やし尽くせ』 国民党政府を掌握してより10日足らず、白朗は食い詰め者や犯罪者を中心に数だけを集めて匪賊を組織し武器を与えて解き放ったのだ。 もとよりドイツの支援など白朗は期待しておらず、自分が手慣れた匪賊流の略奪戦闘で中華大陸を混乱させるつもりだった。 弱小とはいえ地方政権が大々的に組織した野盗集団という異常事態に周辺勢力が唖然とする中で年が明け、1916年1月1日に白朗率いる国民党軍の主力が重慶を出撃する。 一気呵成に武漢へ襲い掛かって丸一日劫掠し華北平原に侵入する素振りを見せると、慌てて迎撃に出た北洋軍閥の軍勢をあざ笑うかのように逃げ出して南昌・長沙を襲撃。そのまま一気に南周りで略奪して回りながら2月になる前に重慶へと遁走してしまった。 重慶に帰還した白朗は略奪した物資をばら撒いて国民政府勢力圏で熱狂的な支持を獲得し、鹵獲した銃器を使って更なる匪賊の編成を行い始める。 北洋軍閥は敵を取り逃がしたことを悔しがるものの、各都市の被害とそれによってさらに増えてしまった匪賊討伐に大慌てになる。 貧弱な銃器や刀剣類しかもたない匪賊との戦いは北洋軍閥の圧倒的としか言いようのない勝利の連続ではあったが、匪賊の集団はあまりにも広範囲に散らばって各地に潜伏しており、さらにその噂を聞きつけた無頼漢達が武器を手に入れて匪賊となる事で爆発的に数が増え、討伐は困難を極めた。 挙句の果てには匪賊討伐に向かった北洋軍閥の部隊が白朗配下を装って略奪を行い、殺害した犠牲者を匪賊として報告する始末であった。 己の勢力下の混乱と規律の崩壊を突き付けられた袁世凱は皇帝即位を諦めざるを得なくなり、歯噛みしながら自身の後援者である満鉄参加国に支援を要請する。 満州利権への混乱の波及を盾に軍の投入を求めたのだ。 袁世凱の厚かましい要求を、ドイツと血みどろの殴り合いの真っ最中である大英帝国・ロシア帝国は即座に拒絶。 1914年末に中国と太平洋上のドイツ勢力を排除し終わり比較的余裕のある大日本帝国も中華の泥沼に干渉するのを嫌い欧州派遣軍の編成と輸送準備を建前に拒絶し、欧州の中立国として大戦で暴利を稼いでいるオランダ王国も当然の如く拒否を突き付ける。 これに対しアメリカ合衆国が承諾の返答を返した事で満鉄参加国のみならず、列強各国が驚愕する。 45 :198:2014/06/30(月) 01 21 38 1911年の辛亥革命勃発以降、アメリカ合衆国は笑いが止まらない状況が続いていた。 満鉄に政府関連企業が出資して袁世凱を支援しそれ以外のアメリカ民間資本が対抗勢力を支援する事で、放っておいても商品の値段が吊り上り黙っていても向こうから利権が転がり込んでくる。 とある工場では二つある製造ラインの真ん中に壁を作り、左右で別の会社登録をして中華大陸に出荷するような事さえしていた。 調子に乗ったアメリカ民間資本がフランスと組んで華南自由連合を作っても、アメリカ政府が阻止できないほどの利益が上がっていたのだ。 その状況は1914年に欧州で大戦が勃発するとさらに加速していく。 イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、黙っていてもライバル達が勝手に血を流して衰弱していくというのに、膨大な国債まで流れ込んでくる。日英同盟を馬鹿正直に守って即時参戦した日本が欧州で血塗れになって困窮し始めるのも時間の問題だと思われた。 中立を守って利益を上げるオランダの選択こそ正しいのだ。 しかし一人のアメリカ市民が白朗の引き起こした中華の混乱を見て心痛の余り叫ぶと情勢は一変する。 「中華の自由を取り戻せ!」 実際には更なる中華利権の拡大を目指す民間資本が買収したイエロージャーナリズムの捏造に過ぎなかったが、この場合重要なのは存在しないアメリカ市民のこの言葉に同調した人間が大多数に上った事だった。 好調な経済で気が大きくなり欧州の戦乱に刺激されたアメリカ市民の熱狂に押されて華南自由連合への治安維持軍の派遣が議会を即日通過し、中華の大地に自由を取り戻すというウィルソン大統領の熱意に欠けた宣言はアメリカ市民の熱狂を持って迎えられる。 袁世凱の北洋政府から支援要請を受けて華南自由連合へ派兵するあたりアメリカの狙いは見え透いているのだが、アメリカの市民が納得している以上列強がどれほど顔を歪めていても問題は無かった。 その程度の国際感覚しか、当時のアメリカは持ち合わせていなかったのだ。 アメリカの貪欲な行動をしかめ面で見ていた米国以外の満鉄参加国は自軍の派遣の代替として一つの回答を実行し、中華の住人達を恐怖させる事になる。 1916年1月30日タシケント。 「反逆者どもめ!」 重慶で白朗が略奪した財宝を配下達にばら撒き、アメリカが中華派兵の熱狂に沸き立っている頃、ロシア領トルキスタン総督府総督フョードル・マルツォンは目の前に積み上げられた報告書の山に拳を叩き付けていた。 中華大陸と違い中央アジアでは無差別な集落の略奪行為には発展していないものの、反ロシアを掲げる武装集団にロシア軍の集積所が襲われて物資が略奪され、武器を供給された住民が暴動を起こして警察署が燃やされるなどロシア帝国の中央アジア統治から安定と平穏を奪い去りつつある。 無論ロシア側も無抵抗で反逆の狼煙を眺めているだけではなく、コサックの騎兵隊を中心に武装勢力の討伐隊を送り込んでいるのだが、騎馬民族同士の追いかけっこはその戦闘の余波を周囲に振りまきながらいつ決着が付くともしれないいたちごっこの様相を呈し始めていた。 その混乱の影響で中央アジアのロシア軍は泥沼化した欧州戦線への移動もままならず、内定している新しい総督の向かい入れがいつになるかさえ全く予定が立っていなかった。 「・・・ビシュケク、トゥシャンベの市役所が焼き討ちされ、ロシア人官吏の家族が襲撃されました。さらに警邏中の小部隊を中心に賊軍の被害が報告されております」 「もういい!何とかして匪賊どもを鎮圧して中央アジアの軍をヨーロッパへ送らなければ・・・」 怒声を上げて指示を出そうとしたマルツォンは、慌てて駆け込んできた部下からカスピ海横断鉄道の路線が爆破されたとの報告を受けると呆然自失として執務室の椅子に座りこんでしまった。 46 :198:2014/06/30(月) 01 22 25 「サマルカンド近郊で線路を爆破出来ました。陽動にトゥシャンベを襲ったのが上手くいったようです」 「これでしばらくイワン共の移動と増援を阻止できるな、復旧工事への襲撃と破壊工作を調整しよう」 荒野に作られた遊牧民式のテントに副官が持ってきた報告を受け、ヴィルヘルム・カナリスは祝杯代わりのコーヒーカップを掲げた。 実戦の指揮を執って襲撃に加わったりはしないものの、反ロシア武装勢力の襲撃の摺合せや奪った物資の秘匿や移動など、カナリスは忙しく案件を処理しており、アルコールを飲んでいる余裕など無かったのだ。 もっとも、補給の無いカナリス達にとってすでにコーヒーさえも貴重な嗜好品である事は間違いなかったが。 「なんで海兵の私がアジア大陸のど真ん中でこんな事を・・・」 「いやいや、大尉殿の指示は大したものですよ。一体どこで陸戦戦術の教育を受けたのですか?」 愚痴を漏らす上官を宥めながら、カナリスの副官は以前から気になっていた事を聞いてみた。 「ああ、日本海軍のサネユキ・アキヤマは知ってるな」 「ツシマ沖の参謀ですな」 「その人の兄のヨシフルが騎兵将校なんだが、日露戦争の時こんな戦い方をしていたらしい」 ツシマ海戦の勝利を描いた弟とコサック騎兵1000個中隊を打ち破った兄と言うインパクト溢れる兄弟は、お互いのエピソードと一緒に人種差別溢れる欧州ドイツの海軍士官にまで影響を与えていた。 「まあ、あとは我がドイツ海軍の通商破壊戦の応用だな」 「敵からも戦術を学びますか・・・我が参謀本部は珍しく良い仕事をしましたな」 「褒めても休ませてやれないぞ」 そう言いながらカナリスは副官にコーヒーを淹れてやり、地図の一点を指差して不敵に嗤う。 「次はタラスのトルキスタン・シベリア鉄道を狙おう、満鉄から支援が届いたら厄介だ。 中央アジアへ繋がるロシアの血管を全て切り離してやる」 広大な中央アジアの大地に送り込まれたドイツの海兵は、まるで勝手の判らない陸戦の指揮を騎馬遊牧民によるドイツ海軍流の通商破壊戦術として解釈し、見事に成功させつつあった。 1916年2月4日奉天。 トルキスタン・シベリア鉄道の破壊にロシア帝国政府とトルキスタン総督府の双方から悲鳴が上がったこの日、列強による新興の人造国家が動き出そうとしていた。 トルキスタン共和国へと侵攻した国民党青海派を排除するために満州鉄道が自社の警備部門として組織した満蒙騎馬義勇兵。 欧州での大戦勃発によりトルキスタンへの派遣は中止され、ただ地に伏せる狼のごとく訓練を重ねて日々を過ごしてきた彼らがついに動き出す時が来たのだ。 「見事なものだ。やはりあ奴は一角の将だな」 「はい、殿下・・・」 満鉄社旗を掲げて訓練に励む騎兵部隊の動きを評する満州王国宰相・愛新覚羅善耆の言葉に頷きながら、蒙古旗人・升允は不満そうであった。 「まだあ奴を迎え入れた事に納得しておらんのか?」 「王国に実戦経験のある将が必要なのはわかります。しかし奴にはドス黒い野心が見えます。 ――張作霖と言う男は、権勢を望むだけに飽き足らず、王国に害を為すやもしれません」 日露戦争でロシアの傭兵馬賊として頭角を現し、戦争中に日本側へと転向した男。 大日本帝国と個人的なパイプを持ち、自分の勢力圏である奉天に満鉄の本社が置かれると真っ先に恭順の意思を示し、馬賊の配下共々満鉄警備部に組み込まれ、満州王国が出来ると王国へ忠誠を誓う。 そしていまや満州蒙古の志願兵で設立された騎馬兵団を率いる指揮官に収まっている。 利益と栄達の為に手段も面子も気にしないような男を信用する事は、誇りある蒙古旗人たる升允には到底できそうになかった。 「野心なら持たせてやれば良いではないか、欲望があるから人は努力する」 「そのような事態では済まぬかもしれませんぞ、殿下」 「升允」 不意に低められた主の声に思わず顔を凝視した。 満州王国の建国前から列強と宮廷貴族と地方豪族の間を駆けまわってきたその顔は紫禁城に居た時よりも肉が落ち、労苦に鍛えられて引き締まってきたように見える。 「どのような欲望であれ、利用していかねばならぬ。 富国強兵、臥薪嘗胆、大日本帝国はこの言葉を実現して列強の座に駆け上がった。 満州王国を、我らが祖国を再び栄光に輝かせる為に、我らは耐えねばならんのだ」 傲然と言ってのけるその姿に、升允は思わず目頭が熱くなった。 清朝皇族として生まれ落ちた彼の主君は、苦難にもまれて王国宰相に相応しい度量を備えつつある。 47 :198:2014/06/30(月) 01 23 22 「殿下・・・私が浅はかでした。張如き小物、殿下に御せぬはずがありませんな」 「ふ、王国が安定して発展していけば意外と張は忠臣になるかもしれんぞ」 侍従の言葉に笑いながら、善耆は目前の騎兵集団の動きに感嘆の吐息を漏らした。 一糸乱れぬ動きで旋回行動を行い、騎上からの一斉射で訓練標的をなぎ倒し、恐れ気も無く曲刀で突撃する。 満蒙の大地を食い荒らすだけに飽き足らず、そこに住む人間さえも売り物にしようという列強の傲慢さに腹も立てたが、そんな事はもうどうでもいい。 まさに騎馬民族、これぞ満蒙の誇り。 チンギス・ハーンもヌルハチも照覧あれ。 国を滅ぼしてしまった愚息たちは、それでも大地を駆ける術まで忘れてはいなかった。 唯一不満なのは彼らが掲げる旗がMの字に点検ハンマーと言う満鉄の社旗である事だが、それもこれから解決する。 「・・・諸君」 訓練を終えて整然と並んだ騎馬民族に、善耆は震える声で語りかけて気付く。 彼らに言葉は必要ない。 我らは多弁ではなく行動で語るのだ。 だから、南を指差す。 中華などと思い上がった漢人どもに鉄槌を下すために。 「――征け。 我らが父祖の如く、ただ風のように」 「「「応っ!」」」 人馬が奔流となって動き出す。 満鉄社旗が降ろされ、四色八種の旗が揚がる。 大地を揺らす馬蹄の響きが、声無き声で合唱する。 さあ、戦場に紅白黄藍の旗を起てよう。 我らの恐怖を思い出させてやろう。 かってユーラシアを制した民族の末裔が何者であるのか。 この草原の主が誰であるのか。 深紅の血文字で大地に刻んでやろう! 遠ざかる騎馬の嘶きに耳を傾けながら、満州の主従は己の騎馬民族としての血が騒ぎ続けるのを自覚していた。 「満蒙騎馬のつわもの・・・これ、まさしく八旗なり」 満州王国・モンゴル部族連合より集められ満州鉄道株式会社が編制した騎馬兵団は、満鉄参加国の代わりに中華大陸各地へと派遣されると次々に匪賊へと襲い掛かり、徹底的な討伐を開始する。 満鉄警備部として丸二年訓練された彼らにとって逃げ回る匪賊や犯罪者の捕捉はお手の物だった。 次々と匪賊が捕殺されるその光景に怯えていた漢民族は喝采を上げ、すぐに新たな恐怖で震えだす。 満蒙連合の騎馬兵団は満鉄の厳しい教育により匪賊や他の中華軍閥のような乱暴狼藉を働いたりはしなかったが、彼らの祖先の伝説を実演して見せるかの如くどこまでも苛烈な戦闘行動を行ったのだ。 降伏した匪賊の皆殺しは当たり前。 武器を捨てて街に逃げ込んでいた匪賊さえ探し出し、馬で引きずり回して殺し尽くし決して助ける事は無い。 賄賂も懐柔も受け入れる事無く、ただ戦う騎馬民族の笑みを見て中華の民は理解した。 彼らは漢民族の血を欲している! 中華を掲げて彼らを支配し、中華を掲げて彼らを裏切り、中華を掲げてその独立を侵そうとした。 満蒙から送り込まれた騎馬民族の群れは、その怒りを漢民族の匪賊を使って晴らそうとしている。 そこに匪賊と言う漢民族の獲物がいるから彼らはその血で我慢しているのだ。 だがもし匪賊が狩り尽くされたら? 狡兎死して走狗烹らる。 しかし彼らは黙って煮られるだろうか? 銃を持った狼の群れを、誰が鍋に入れるのだろうか? 中華の大地に枝一杯に匪賊の死体を吊り下げた大木が増える度、鉛のように重い恐怖に押し包まれながら漢民族達は囁き合った。 「満州八旗が帰ってきた」 次話:ヴェルダンの侍
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第四章 1931年9月18日当日及其後に於ける満州に於いて発生せる事件の概要(その2) (その1より続き) 10月初め、嘗て馬占山、萬福麟と同地位を保有し彼等に代わりて黒龍江主席たらんとせしことあるトウ南守備隊長張海鵬は明らかに強力により省政府を奪取するの目的を以てトウ南―昴々渓鉄道に沿い進出を開始せり。支那側参与員提出文書第三号には、進出が日本側の煽動によるものとなし居れるが中立の方面より得たる情報もこの見解を支持し居れり張海鵬軍の進出を防止せんがため馬占山は漱江橋梁の破壊を命じ両軍は広大且沼沢地たる同河流域を隔てて相対峙せり。 トウ昴線は南満州鉄道提供の資本により建設せられ右線路は借款の担保とされ居るを以て南満州鉄道当局は北満よりの農産物運搬の特に必要なる時に当り同線の運輸妨害を続くることは許す可からずと感じたり。在齊々哈爾日本総領事は政府の訓令により10月20日齊々哈爾に到着せる馬占山に対し成るべく早く橋梁の修理をなすべきを求めたるが、右請求には期限は付せざりき。日本当局は交通途絶により張海鵬軍を一定距離外に止め得べきを以て馬占山としては出来得る限り橋梁の修理を遷延するものと信じ居りたり。10月20日、トウ昴線及南満州鉄道使用人の一隊は軍の護衛によらず橋梁破損の観察をなさんとしたることろ、予め黒龍江省軍将校に説明し置きたるに係らず射撃せられたり。之が為め事態悪化したるにより10月28日、在齊々哈爾本庄中将代表者林少佐は11月3日迄に橋梁修理の完成を要求し若し同日迄に実行されざるにおいては南満州鉄道修理員が日本軍保護の下に之に当るべき旨を述べたり。支那当局は期限の延長を求めたるも右要求には何等の回答なく、右修理事業遂行保護の目的をもって日本軍四平街より派遣せられたり。 11月2日迄交渉は進捗せず何等の決定を見ざりき其の日林少佐は馬占山将軍及張海鵬将軍に対して両軍何れも鉄道を作戦上の目的に使用すべからざること及各自の軍隊を河の両側より10kmの地点に撤退せしむべき旨の通牒を手交せり。 右通牒は若し右両将軍の何れかが南満州鉄道会社の技術員の鉄橋修理を妨害するときは日本軍は之を敵軍と見做すべき旨を表明し11月3日より効力を発生することとなり居りたり。而して日本救援隊は其の峡谷の北側なる大興に11月4日迄に到着すべき命令を受け居りたり。中国参与員(第三号文書)在齊々哈爾日本総領事及第二師団の将校は何れも馬占山将軍は中央政府の訓令有る迄彼の独断を以て仮日本軍の要求に応ずべき旨回答越せりとの意見に一致せり。然れども一方日本側の証人は馬将軍が破壊されたる橋梁を迅速に又は有効に修理することを許す意無きことを明白なりしを以て其の誠意を信ぜざりざきと付言したり。11月4日に於いて日本総領事館代表者林少佐中国将校及官吏を含む共同委員会は2度も敵対行為の開始を防止するため橋梁に赴き且中国代表者は日本軍の前進を延期方依頼せり。右要求は容れられず歩兵第十六連隊長濱本大佐は彼の命令通り其の連隊中の一個大隊、野砲兵二個中隊及一個中隊の技術員を率い日本軍の最後通牒条項に従い修理作業開始のため橋梁に前進せり。技術員は花井大尉の指揮の下に11月4日の朝作業を開始し歩兵一個小隊は同日正午迄に二箇の日本国旗を押し立てて大興駅に向かい前進を開始せり。 戦闘は実際においては前記共同委員会が再度努力をなし居りたる最中、即ち11月4日の昼過ぎ中国軍を撤退せしむべく最後の努力を試みたるため再度現場に赴きたる際開始せられたり。発砲の開始せらるるや濱本大佐は彼の部下の頗る苦戦の状況に在るを曉り其の用うべき全兵力を率いて之が救援に赴けり。彼は直ちに全面は沼地なる為め正面攻撃は不可能にして此の苦境を脱するには敵の左翼を包囲攻撃するより他に方法なしと信じたり。仍て彼は其の補充中隊を分派して敵の左翼の占拠せる丘陵を攻撃せしめたるも兵力の寡少なると砲の有効射撃距離迄充分接近せしむることを得ざりしたる黄昏迄には右地点を占領するを得ざりき。丘陵は午後8時30分に占領せられたるも同日は夫れ以上の前進不可能なりき。 関東軍司令部は状況の報告を受くるや直ちに強力なる増援部隊を派遣し歩兵1個大隊はその夜の裡に到着したるを以て同大佐は11月5日未明攻撃を再開するを得たり。数時間後支那軍の第一線に到着せる時においても依然として約七十余挺の自動機関銃及機関銃を以て防禦せる塹壕に拠る頑強なる敵兵に遭遇せることは同大佐自身の委員会に対して陳述せる所なり。彼の攻撃は阻止され中国軍の歩兵、騎兵の包囲逆襲に遭い彼の部隊は多大の損害を蒙りたり。日本軍は已む無く退却し夜に入る迄その陣地を支えるほかなかりき。11月5日より6日に亘る夜間において新に二個大隊到着せるを以て日本軍は苦境を脱するを得、6日中国軍の全線に亘り攻撃を再び開始し、同日正午迄に大興停車場は日本軍の掌中に帰したり。 濱本大佐の使命は橋梁修理援護の為大興駅を占領するに在りたるを以て退却する中国軍を追撃せざりしも日本軍は停車場付近に留まれり。中国参与員は前記第3号文書中に林少佐は11月6日黒龍江省政府に対して新に(1)馬占山将軍は張海鵬将軍のために省主席を辞職すること(2)治安維持委員会を組織すべきことを要求せる旨を主張し居れり。林少佐の是等要求を含める書簡の真贋は聯盟調査委員に呈示せられたり尚右文書は11月7日、日本軍は黒龍江省の回答を待たずして当時大興の北方約20哩の三軒房に駐屯せる同省軍に対して新に攻撃を開始せること及11月8日、林少佐は再応書簡を送り馬占山は張海鵬に代わるため黒龍江省政府主席を辞職すべく之に対しては同日夜半迄に回答すべき旨の要求を繰り返したることを述べ居れり。更に中国側の報告に依れば11月11日、本庄将軍自ら電報を以て馬占山将軍は辞職の上齊々哈爾を撤退すべきこと、日本軍の昴々渓前進の権利有ることを要求し、之に対する回答も同様同日迄に回答すべき旨を要求したり。11月13日、林少佐は第三回要求中に日本軍は昴々渓のみならず齊々哈爾停車場をも占領すべしとの一項を増加せり。馬占山将軍は其の回答中に齊々哈爾停車場はトウ昴鉄道と何等無関係なる旨を指摘せり。 11月14日及15日、日本混成部隊は飛行機四機の援護の下に攻撃を再開せり。11月16日、本庄将軍は馬占山将軍は齊々哈爾の北方に退却すること、中国軍隊は東支鉄道以北に撤退すること、如何なる方法に依るを問わずトウ昴鉄道の交通運輸を阻害せざることを保証すること、是等の要求は同月15日より十日間に実行せらるべきこと、右に対する回答は在哈爾賓日本特務機関に送付すべきことを要求せり。馬占山将軍が右要求を容るるを拒むや多門将軍は11月18日、新に総攻撃を開始せり。馬占山将軍は最初齊々哈爾に退却せるが同地は省政府行政官署を移転せり。現場において指揮せる日本軍諸将の証言に拠れば、右新軍事行動は11月12日以前に於いては開始せられたること無しとの趣なり。当時馬占山将軍は既に麾下軍隊二万を三軒房の西方に集中し黒龍江省屯墾軍及丁超将軍の軍隊も集めたり。益々威嚇的態度を示せる之等大部隊に対して日本軍は天野、長谷部両将軍麾下の二個旅団より成る近々漸く集中せる多門師団のみを以て対抗し得るのみなりき。此の緊張せる事態を救う為11月12日、本庄将軍は全黒龍江省軍は齊々哈爾の北方へ撤退し日本軍をして北進しトウ昴鉄道を守備するを得せしむべき旨を要求せり。11月17日、支那軍が其の騎兵部隊をして日本軍の右側を包囲攻撃せしむるまで日本軍は前進を開始せざりき。多門将軍は委員会に対し彼の部隊は歩兵三千、野砲二十四門より成る小部隊に過ぎざりしも敢えて支那軍を攻撃し11月18日、完全に之を撃滅したる結果、同19日朝、齊々哈爾を占領したりと述べたり。一週間後第二師団は馬占山軍に対抗し齊々哈爾を防守せしむる為天野将軍を歩兵一個連隊、砲兵一個大隊と共に同地に残し原駐地に帰還せり。此の小部隊は後に新に編成せられたる「満州国」軍隊の増援を得たるも吾人が1932年5月、齊々哈爾を訪問せる当時は未だ馬占山将軍の軍隊に対抗し得と認むるを得ざりき。 項中の付属軍事状況地図第三号は、聯盟理事会第一回決議当時に於ける双方の正規軍の配置を示す。当時特に遼河東西及間島地方に出没せる武装解除兵及匪賊に関し叙述せられ居らず双方互いに匪賊を使嗾せる旨を非難し合い居れり。即ち日本側は支那側において満州の失地の秩序を擾乱せんとする動機より之を使嗾すと言い支那側が支那の国土を占領し益々其の軍事行動を拡大すべき口実を発見せんため之を使嗾せりと言う。是等無頼の徒の勢力及其の軍事的価値は頗る漠然活不定なるを以て右軍事状況図解の中に其の重要性の正確なる評価を記入することは不可能なるべし。同地図は東北軍の指揮官が遼寧省の東西地方において著しく強力なる部隊を組織したるを示し居れり。此の部隊は日本軍の最前線に間近き大凌河の右岸に強力なる塹壕陣地を建設するを得たり。斯かる形勢が日本軍当局をして右部隊の正規軍の全兵力は三万五千人或は当時日本が満州に於て有すと認められたる兵力の約二倍なりと評価し、相当の不安を感ぜしめたるは無理からざることならん。 本事変は11月中、天津に於いて惹起せる或事件の結果執られたる行動に依り発生せるなり。紛争の発端に関する報告は非常に相異なり居れり。 11月8日及同26日の再度の擾乱ありたるが事件全体が極めて曖昧なり。「ヘラルド。オフ・エシヤ」所載の日本側の説明に拠れば天津の支那住民が張学良元帥の支持者及其の反対者に分れ後者が11月8日、支那街において武装団体を組織し公安保持当局を攻撃し、政治的示威運動を為したりとの趣なり。右支那人両派間の紛争において日本軍司令官は最初より厳密に中立を守りたるも日本租界付近の支那警衛隊が日本租界に向けて矢鱈に発砲するに至るや已む無く日本側も砲火を開始せり。同司令官は交戦中の支那軍に対し日本租界より300ヤード外に離るべき旨要求せるが事態は緩和せず極度に緊張したるを以て11月11日又は12日、一切の外国軍隊警備を整うに至れり。 天津市政府の陳述は右と頗る異なれり。彼らは日本側が支那人無頼漢及便衣隊を傭いたるものにして是等は支那街に於いて事件を惹起せしむるため日本租界内において軍事行動を為す暴力団に編成せられたりと主張し居り幸いにして警察当局が其の諜報者より此の形勢の報告を受けたるを以て右無秩序なる暴徒が日本租界より闖入するを撃退せるが右暴徒中逮捕されたるものの自白により暴徒は日本租界において編成せられ日本製の銃器及弾薬を以て武装せることを証明するを得と述べ居れり。彼らは9日朝、日本軍司令官が其の部下数名流弾に依り負傷せるに対し抗議し300ヤード外に撤退すべき旨要求せることは認めたるも支那側において右諸条件を受諾せるにも拘らず日本正規軍隊は支那街を装甲自動車を以て攻撃し且砲撃を加えたりと主張し居れり。天津市政府側は11月17日、300ヤード外に撤退することに関する詳細なる付則を有する協定成立せる旨を述べ日本側は協定による義務を履行せざりしため事態は益々悪化せりと主張し居れり。 11月26日、凄まじき爆破聞こえ次いで直ちに大砲機関銃及小銃の発射起こりたり。日本租界の電燈は消され、同租界より便衣隊現れ付近の公安局を襲撃せり。 其の後起こりたる本擾乱に関する「ヘラルド・オブ・エシア」所載の日本側の報告によれば、26日事態頗る好転せるを以て日本義勇隊を解散したる処、同日夕刻支那側は日本兵営に向けて発砲を開始し抗議せるにも拘らず27日正午に至るも発砲を中止せざりしが故に挑戦に応じ支那軍と戦うより他無かりきとあり。戦闘は27日の午後和平交渉開催迄継続せり。其の際、日本側は戦闘の即時停止及支那軍隊並びに警察隊をして外国軍隊の駐屯する凡ての地点より20華里外に撤退すべきことを要求せり。支那側は、その軍隊の撤退に同意するも同地方の外国人の安全に対する唯一の責任者たる警察隊の撤退には肯ぜざりき。日本側の言によれば11月29日、支那軍側より日本租界付近より警察隊を撤退すべき旨申越したるを以て之を容れたるが、支那武装巡警に29日朝撤退し30日防禦工事を除去せる由なり。 26日の天津における緊張せる状態は関東軍参謀をして司令官に対し危機に瀕する天津の小部隊に対して錦州及山海関を経て直ちに増援部隊を派遣すべしと提議せしむるに至れり。単に輸送上の問題としては増援隊を大連を経て海路派遣する方、一層容易且迅速なりしならん。然れども戦略上より考慮せんに右経路によれば前進部隊をして途中錦州付近に集中せる邪魔になる支那軍隊を片付けるを得せしむる利益ありたり。此の経路を執るも支那軍の抵抗は皆無又は殆ど無しと想像し得るを以て左程延着すとは思われざりき。右定義は容れられ、11月27日、一連の装甲列車、二機の飛行機遼河を越え支那国軍の前線を攻撃せるのみにて塹壕に拠る支那軍の撤退を開始せしむるに充分なりき。 装甲自動車隊も、亦陣地を変更せり。日本軍は抵抗のために装甲列車、歩兵列車及砲兵列車の数を増し兵力増強を為すに至れり。又日本軍はしばしば錦州に爆弾を投下せるも天津の事態好転せる報道達するや直ちに出動は本来の目的を失い、11月29日、日本軍隊は新民屯へ撤退し、支那軍をして大いに驚異せしめたり。 当省の天津事件の他の結果は日本租界に居住し居りし前清皇帝が土肥原大佐と会談の後、1月13日旅順より安全なる避難所を求められたることなり。 日本国の撤退せる地方は支那軍に依り再び占領せられ此の事実は広く宣伝せられたり。支那軍の士気稍々昴り、不正規兵及匪賊活動増大せり。彼等は冬期を利用し氷結せる遼河の諸所を渡り奉天付近地方を襲いたり。日本軍当局は現在の位置を維持するにさえも増援軍必要なることを語り是等援軍を以て錦州に支那軍の集合する危険を除かんことを希望するに至れり。 其の間、満州に於ける事態はジュネーブにおいても猶も論争の議題なりき。12月10日の決議を承認したるとき日本代表は「本項第二は日本軍が日本臣民の生命財産を満州各地において跳梁し居れる匪賊及無法なる徒輩の活動に対して直接保護を為すに必要なる行動を執ることを妨ぐる意図に出でたるに非ずとの了解」に基づき受諾するものにして斯かる行動は明らかに「満州に於て頻発し居れる特殊の事態のため必要なる例外的手段」にして同地方が「常態に復す時は不必要となるならん」と声明せり。之に対し支那代表は「紛争当事国に対して事態を拡大すべからずとの命令は満州に於ける現状に依り惹起せる無秩序状態の存在を口実として違反すべからず」と応答し、右討論に列席し居りたる数名の理事は「日本臣民の生命財産に危険を及ぼすが如き事態発生すること有り得べく斯かる緊急の場合には其の付近の日本軍が行動するは已むを得ざるべきこと」を容認したり。 日本将校が本問題に関して委員に対し証言を提供したる際、該将校は常に12月10日の決議は「日本に対し」満州に於て「其の軍隊を維持するの権利を賦与し」若は日本軍をして同地方に於ける馬賊討伐の責に任ぜしめたりと主張せり。爾後の軍事行動を説述するに当り、日本将校は遼河付近において土匪軍に対し叙上権利を行使するに際し同時に錦州付近に残留せる支那軍隊と衝突し其の結果支那軍隊は関内に撤退せられたりと主張す。即ちジュネーブにおいて保留を為したる後日本が其の計画に拠り引続き満州の形勢を処理せんとしたるは事実存す。 齊々哈爾守備隊を除き第2師団は奉天西方に集中せられたり。援軍は相次いで速やかに来着し第八師団の第四旅団は(茲に記載せる日本軍の部隊の番号及兵力は総て日本側の公報に依る)12月10日より15日の間に到着せり。更に12月27日朝鮮より第二十師団司令部並びに一個旅団派遣の御裁可を得たり。又長春並びに吉林は差当り独立鉄道守備隊に依りてのみ保護せられたり。 錦州に対する日本軍進撃が切迫せる為め支那外交部長は、三乃至四個師団が錦州北方及南方に中立地帯維持を保障するの意あるに於いては支那軍隊の関内撤退を提議し以て戦争の進展を阻止せんことを企図したるも、この提議は何等効果を収めざりき。一方北平において張学良と日本代理公使との間に交渉行われたるも之亦諸般の理由に依り失敗に終われり。支那側は其の調書第三号付属書「ホ」中に12月7日、25日、及29日に於ける訪問の度毎に日本代理公使は支那軍隊の退却に関する其の要求を増大し且つ日本軍の抑制に関する其の約束は益曖昧となれりと主張し居れるに対し、他方日本は支那の撤退に関する約束は決して真摯なるものに非ざりしと論難す。 日本軍の集団的攻撃は12月23日を以て開始せられ而シテ支那第19旅団は其の陣地を放棄するの已む無しに至れり。支那軍司令官は総退却の命令を発したるに依り、其の日より日本軍の進撃は整然として行われ殆ど何等抵抗を受けざりき。斯くて錦州は1月3日朝占領せられ、日本軍は山海関即ち長城直下に至るまで進撃を続け、同地に於ける日本守備隊と恒久的接触を遂げたり。 張学良軍の完全なる満州撤退殊に相手に対し殆ど一撃をも加えずして撤退せるは長城以南の内部的情態と関係なかりしものに非ず。相拮抗する諸将領間に幡まれる確執に就きては前章に記述せる所なるが此の確執が当時終息せざりしことを記憶するを要す。 山海関に至る進撃が比較的容易に遂行せられたることは日本をして其の軍隊を原駐地より移動し之を他方面の進撃に使用するを得せしめたり。乃ち従来殆ど戦闘の全局を担当せる第2師団の主力は休養の為め遼陽、奉天並びに長春の駐屯地に復帰したり。一方随所において受くる虞ある馬賊の襲撃に対し保護を加うべき鉄道線路の延長は多数の軍隊使用を必要とせるが、該軍隊は斯くの如き広範なる地域に分駐せしむる為め其の戦闘力は殺減せられたり。第二十師団司令部の隷下に在る二個旅団は此の目的に対し新占領地帯に残留せしめられ、而して第八師団の第四旅団は更に北方に於いて両旅団と連結したり。日本軍憲は此等の守備完全なる地域内においては安寧秩序は速やかに確立せられ而して爾後数週間に馬賊は遼河の両岸において殆ど其の影を潜むるに至れりと確言せり。此の声明は6月に余等に対し為されたるが而も本報告書を記述しつつある際に当り余等は義勇軍が営口並びに海城を盛んに侵攻し奉天及錦州をさえ襲撃せんと威嚇しつつある報道に接したり。 本年初頭に於いて最も紛乱を来たせるは哈爾賓の北方並びに東北地方にして該地方に於いては予て旧吉林及黒龍江政府当局の残存せる追従者が移動したり。該北方地域に於ける支那将領等は北平の本拠と若干の接触を保持し居たりしものの如く、北平より随時或る支援を受けたり。曩に齊々哈爾に対し行われたる如く、哈爾賓進撃は支那両軍間の遭遇戦を以て開始せられたり。1月初旬、熙哈将軍は哈爾賓占領を目的とし北方に遠征軍派遣の準備を為せり。当時、吉林と哈爾賓間には反吉林軍と称せられたる軍隊を率いる丁張、李杜両将軍幡距したり。我々の仮報告書が討議に付せられつつありし際、日本参余員より北平当局の声援だに莫かりせば両当事者間の交渉に依り満足なる条件を設定し得べしとの情報を与えられたり。事実交渉は開始され而して交渉進行中熙哈将軍は麾下の軍隊を率いて双城子に進撃し1月25日、同市を占領せるも翌朝同市南方隣接郊外において激戦を交えるに及んで右進撃は忽ち阻止せられたり。斯くして発生せる形勢は在哈爾賓多数日本居留民並びに鮮人にとり大いに危険なるものと日本人をして思惟せしめたり。蓋し同市隣接地域における多少とも不正規なる二個の支那軍隊の間の戦闘は敗退せる軍隊が同市に向け退却するの結果となりしならん。而して其の結果幾多の惨事を惹起したるべきは支那近世史上多くの実例を見るなり。故に至急救援の要請は関東軍に向け発せられ、日本人の確言する所に拠れば支那証人等すら其の財産の刧掠せらるべきを恐れ此の要請に賛同したりと言う。 此の危急時に当り日本特務機関事務局管理引継ぎの為め26日哈爾賓に派遣せられたる土肥原大佐(現時少将)は委員会に対し同市付近に於ける支那両軍の戦闘は約十日間継続し、而して脅威せららたる地区に主として居住せる四千の日本居留民及哈市郊外普家甸の支那街にありて虐殺の危険に曝され居りたる一千六百の鮮人に付多大の脅威存したりと述べたり。尤も反吉林軍は戦争の続行せられたる10日間、同市を保持せるも日鮮居留民の死傷数は比較的僅少なりき。其の際日本居留民は義勇隊を組織し、同胞の郊外支那街より脱出し来ることを助けたり。同所を脱出せんとするに当り日本人一名、鮮人三名が虐殺されたりと云う。加之此の危急なる形勢偵察の為め派遣せられたる日本軍飛行機中の一機は、機関の故障の為め着陸を余儀なくせられ而して搭乗者は丁張軍の為めに虐殺せられたりと云う。叙上の事件は日本軍憲をして戦闘に干渉するの決意を為さしめるに至り、第二師団は再び危険に瀕せる同胞救助の任務を帯ぶることとなれり。然るに其の際長春以北の鉄道が露支合併たる関係上如何にして軍隊を輸送すべきか、戦闘よりも重要なる問題なりしなり。東支鉄道の南部線における車輌は大いに減少し居たるを以て第二師団司令官は第一着手として僅かに長谷部将軍の率いる歩兵二個大隊を派遣するに決し鉄道当局と交渉を開始せるも該交渉遷延すべしと見るや日本将校は軍隊輸送を強行するに決したり。鉄道当局は之に対し抗議し列車の運転を拒絶したるも、其の反対に拘らず1月28日夜、日本軍憲は三個の軍用列車の仕立てに成功せり。右列車は松花江の第二鉄橋迄北上し、同所において同鉄橋が支那軍により破壊せられたるを発見したり。其の修理は翌29日に行われたるを以て日本軍は30日双城子に達したり。翌払暁、天未だ明けざる時、此の少数の日本軍隊は闇に乗じて来襲せる丁張軍の攻撃する所となり、激戦の結果、支那軍隊は撃退せられたるも、其の日は前進すること能わざりき。此の間、露支鉄道当局は日本軍隊が単に在哈爾賓日本居留民保護の目的を以て前進しつつありとの諒解の下に、東支鉄道に依る日本軍隊輸送を許可する同意したり。是に於いて其の乗車賃は現金を以て支払われ、2月1日、日本軍隊は続々到着し第二師団の主力は2月3日朝、双城子付近に集結せられたり。更に援軍は既説の如く11月19日以来第二師団の一部が駐屯せる齊々哈爾よりも亦招致せられたり。而も哈爾賓齊々哈爾間の鉄道は支那軍の為に破壊せられたるが故に猶幾多の困難を克服せるを要せり。支那軍は又同時に各処に於いて東支鉄道南部線沿線の独立鉄道守備隊を攻撃したり。是れより先、2月3日、今や砲16門を有し其の総兵力一万三千乃至一万四千と算せられたる友吉林軍は同市南方境界に沿いて塹壕陣地を構築したり。同日、第二師団は此の陣地に対し前進を開始し3日夜より4日に至る間に双城子の北方約20哩の南城子河に達し、翌朝戦闘は開始せられたり。4日夕、支那軍陣地の一部は日本軍の占領する所となり越えて5日正午迄に最後の始末を告げたり。哈爾賓は同日正午占領され、支那軍は三姓に向け退却したり。 第二師団の攻撃成功に依り哈爾賓市は日本軍憲の手に帰したるも右攻撃に次ぐに直ちに敗退支那軍の以て追撃を以てせざりし為め全局的には北支の形勢には何等し変化を齎さざりき。哈爾賓北方及東方の鉄道並びに松花江の重要なる水路は依然反吉林軍及馬占山軍の支配に委せられたり。故に占領地域が北に於いては海倫、東に於いては方正、海林地方に拡大せらるる迄援軍の増派、当方並びに北方に向けての遠征軍の反復的派遣及6箇月に亙る戦闘は行われたり。日本側の公表に依れば馬占山軍と合わせる反吉林軍は全く撃破せられたりと伝えらるるも支那側の公報に依れば同軍は今猶存在すと云う。其の戦闘力は減殺せられたりと雖も反吉林軍は絶えず日本軍の行動を妨げ同時に戦場に於ける実際的会戦を回避しつつあり。新聞報道に拠れば東支鉄道東部、西部両支線依然哈爾賓海林間の各所に於いて襲撃を受け破壊せらるるの現状なり。 2月初頭以来の日本軍の行動は次の如く略説するを得べし。 3月末頃第2師団の主力は丁張及李杜の反吉林軍討伐の為め方正方面に向け哈爾賓を出発せり。同師団は三姓地方迄前進したる後4月初旬哈爾賓に帰還せり。此の部隊は約1ヶ月間その主力を以て三姓付近において又その小支隊を以て海林方面に於いて東支鉄道東部線に沿い反吉林軍と不断の戦闘に従いたり。 5月初旬、北満の日本軍は更に第14師団の増援を受けたり。同師団の一支隊は反吉林軍との戦闘に参加し三姓の南方牡丹江渓谷に進出し敵対軍をして吉林省の最北方隅に退却するの余儀なきに至らしめたり。而も5月下旬に開始されたる第14師団の主要行動は哈爾賓の東方地方に行われ馬占山軍攻撃を目的としたり。同師団は呼蘭―海林鉄道に沿いて哈爾賓の北方まで主要なる攻撃を遂行し又小部隊を以て齊々哈爾―克山鉄道の終点たるべき克山より東方に向かいて攻撃をなせり。日本側は8月初旬、馬占山軍は再び有効に撃破せられ且つ馬占山が死亡せる確証を有すと主張するも、支那側は馬占山は今猶生存せりと確言す。此の戦闘に於いては日本より新に到着せる騎兵部隊も亦参加したり。 8月中、数回の小規模なる戦闘は奉天熱河両省の境界主として鉄道に依り熱河に至る唯一の途たる(京奉鉄道の)錦州―北票支線付近に於いて行われたり。支那に於いては此等の戦闘は単に日本分の熱河占領を目的とする一層大規模なる軍事行動の序幕に過ぎずとの危惧広く行なわる。今も猶支那本部と満州に於ける支那軍との間に存する主要交通路は熱河を貫通するを以て、既に満州国領土の一部と主張せらるる熱河省に対する日本軍攻撃の危惧は強ち兵稽の事に非ず。右攻撃の切迫せるは日本新聞の公然論議する所なり。 最近の事件に関し日本参与員が委員会に提出したる日本側の説明は左の如し。 石本と呼ぶ関東軍付官吏は7月17日、支那「義勇軍」の為め熱河省内に於いて北票錦州間に運転せらるる一列車より拉致せられたり。軽砲を有する日本軍の歩兵小部隊は直ちに同氏救出を企てたるも其の目的を達する能わず。其の結果、日本軍は熱河省境の一村落を占領せり。 7月下旬並びに8月中、日本軍の飛行機は熱河の同地方上空を数回飛行し数個の爆弾を投下したるも而も慎重に「諸村落外の無住地域」をば選びたり。次いで8月19日、日本参謀将校1名石本氏釈放交渉のため北票と省境間に位する小都邑南嶺に派遣されたるが少数の歩兵部隊を随へて帰還の途中、同将校は射撃されたるを以て自衛上応戦し他の歩兵部隊の到着と共に南嶺を占領せるが翌日同地を撤退せり。支那参与員は熱河省長湯玉麟の報告中より摘録せるものを委員会に提出せるが右報告は叙上戦闘は遥かに大規模に行われ而して鉄道守備隊の支那兵一個大隊は装甲列車に支持せられたる優秀の日本軍歩兵部隊と交戦したること並びに日本側の謂う所の爆撃は同地方大都邑の一つたる朝陽を目標とせること並びに其の結果、軍隊及住民間に三十名の死傷を出せることを主張す。8月19日、日本軍の攻撃は一装甲列車の南嶺攻撃と共に再び開始されたり。 日本参与員の提供せる情報の末尾に於いて熱河に於ける秩序の維持は「満州国国内政策の一事項たりと雖も日本は満蒙に於ける平和と秩序の維持に関し其の重要なる責務を有するに鑑み同地方の形勢に無関心なる能わず、且つ熱河に於ける如何なる紛乱も直ちに満蒙全体に重大なる反響を惹起すべき」ことを説叙す。 一方、湯玉麟は其の報告の末尾に於いて日本軍の攻撃再開せらるる場合は有効なる抵抗を為すべく、あらゆる可能的方法を採用しつつありと述ぶ。 此等の報告に顧みれば此の地方に於ける戦闘地域の拡大は正に考慮せざるべからざる事項なり。 支那軍の主要部隊は、1931年末、関内に撤退せられたるも日本軍は満州各地において絶えず不規則的なる抵抗に遭遇せり。会て嫩江に於て行われしが如き戦闘は最早起らざりしも戦闘は不断にして且広汎なる地方に亘りて諸所に之を見たり。日本人は現今自己に反抗するあらゆる部隊をば無差別に「匪賊」と称するを常とせり。事実に於いては匪賊の他日本軍隊若しくは「満州国」軍隊に対する組織ある抵抗をなすものに截然たる2種別あり。即ち支那正規軍隊並不正規軍隊是なり。 右両軍隊の兵数を概算するは至難にして、委員一行は依然戦闘に従事しつつある何れの支那将領とも会見するを得ざりしを以て下記情報の確実性に就き留保を為すの必要あり。支那当局は満州に於て今猶日本軍に対する抵抗を持続しつつある軍隊に関する正確なる情報を与えるを欲せざるは当然なり。他方日本当局は自己に抵抗を続けるある軍隊の戦闘価値を最小限度に局量せんとする傾向あり。 旧東北軍の残党は全く吉林黒龍江両省においてのみ之を看る。1931年末、錦州を繞りて行われし軍隊の改編は是等の全ての部隊が其の後関内に撤退せられたるを以て永続せざりき。而も1931年9月以前松花江地方並びに東支鉄道沿線に駐屯せられたる支那正規軍隊は未だ嘗て日本軍と激戦を交えたることなく、従来日本軍隊並に「満州国」軍隊に対し多大の困惑を与え今猶与えつつある奇襲戦を継続す。馬占山、丁張、李杜の三将領は此等軍隊の指揮者として支那全土を通して盛名を博したり。右三将領は曩に北満に於ける護路軍若は駐屯軍の司令たりし旅長なり。恐らく其の麾下に在りし軍隊の大半は各其の指揮者及張学良政府破壊後の支那の主張に忠誠を尽くしたるならん。馬占山の勢力は同将軍が其の忠誠を改変せるを以て容易に測定するを得ず。黒龍江省長として馬占山は省軍隊全部を統率したるが余等に提示せられたる兵数は合計7個旅団を算せり。4月以降彼は日本並びに「満州国」に対し明らかに反対の立場を執れり。呼蘭河、海倫、大平河間に在りて馬占山の有せし兵力は日本当局の概算に依れば六個連隊即ち七千乃至八千なり。丁張並びに李杜は旧張学良軍の六個旅団を支配し且爾来同地方に於いて更に三個旅団を徴募し、仮報告作成当時は其の総兵力を約三万と概算したり。然れども馬占山軍及丁張、李杜軍は4月以来著しく其の兵数を減じ、現今叙上概算数以下に在りと看るは恐らく妥当ならん。 下段に記す如く此等両軍は哈爾賓占領以来日本正規軍の集中攻撃に依り大損害を被れり。現在両軍は日本軍の如何なる行動をも阻む能わずして努めて公然日本軍と会戦するを回避す。日本軍の飛行機を使用するに反し支那軍が全然此の武器を欠如せることは従来支那軍の被りたる損害の大半の原因をなすものなり。 不正規軍を考慮するに当りては丁張李杜軍と協力したる吉林省各種義勇軍を区別すること必要なり。1932年4月29日の調査団仮報告に於いては調査団は第5項に義勇軍なる題下に三種義勇軍及七種の小集団を掲げたるが後者の一つは敦化及萬寶山間にありて丁張李杜軍隊と連絡を保ちつつあるものなり。右集団は之等地域における鉄道及其他交通機関の欠如に依り今尚其地位を保持しつつあり。其の長たる王徳林は各種反満州国軍を集め之を堅く其の支配下に置き居れり。本集団は日本軍(日本軍は敦化以東においては何等活動を示し居らざるが)に比し其の重要さ僅少なるやも知らざるも満州国軍には対抗し得るが如く見え、吉林省の広き地域において其の地位を維保し居れり。 王徳林と連絡を有し間島地方において相当妨害をなせる大刀会の現在の活動については何等確証を得られず。他方、日本軍は大刀会に対し何等重要なる軍事行動を執らざりき。 多数の所謂路軍及他の支那軍を掲記せる日本側の一公式文書、調査団に提出せられたり。右路軍及支那軍は各々2百乃至4百名より成り。右は義勇軍の小単位をなすものなり。之等支那軍の活動区域は奉天及安奉線付近の地区、錦州、奉天、熱河省境、東支鉄道西部線及新民屯奉天間の地方に及ぶ。斯くの如く義勇軍及反吉林軍連合の占拠し居る地域は満州の大部分を含む。 8月中旬奉天近郊、南満州鉄道の南段各地殊に海城及営口において交戦行われたり。数度日本軍は苦戦せるが義勇軍は何れの地においても何等重要なる勝利を得る能わざりき。満州の一般状態が近き将来に於いて何等か変更を見ること予想せらるべきや否やは疑わしきが如きも本報告完成の際には交戦は広汎なる地域に亙り継続せられ居れり。 支那に於けると同様満州に於ても匪賊は常に存在したりき。職業的匪賊は政府の強弱に応じ其数或は大となり或は小となりて東三省の凡ゆる地域に存し、政治的目的の為め各党派に依り用いられたり。支那政府は調査団に対し最近二十年又は三十年の間に日本側の手先が其の政治的目的を遂ぐる為め非常に匪賊を使嗾せる旨述べたる書類を提出せり。右書類には南満州鉄道出版の「1930年に於ける満州開発に関する第2階報告」の一節引用せられあるが右に依れば付属地内においてすら匪賊の数は1906年の9件より1929年の368件に増加したる由なり。上述支那側書類に依れば匪賊は大連及関東州よりの大規模の武器密輸に依り奨励せられたる由。例えば有名なる馬賊頭目蔆印情は去年11月所謂独立自衛軍組織の為武器弾薬其他供給せられたる旨述べられあり。右自衛軍は三人の日本側手先の助力に依り組織せられ且錦州攻撃を目的とせるものなり。右企てが失敗せる後他の匪賊頭目が同様の目的の為日本側の助力を得たるが日本製品の材料と共に支那軍の手に捕われたり。 勿論日本官憲は満州匪賊に関し別種の見方をなし居れり。日本官憲に依れば匪賊の存在は全然支那政府の無能に基づくものなり。日本官憲は又張作霖は或程度迄其領土内に匪賊の存するを支持したりと称す。何となれば張作霖は非常時には匪賊は容易に兵卒に改編せられ得べしと思考したればなり。日本官憲は張学良政府及其の軍の完全なる打倒が大いに満州匪賊数を増加せしめたる事実を肯定する一方日本軍が満州に在る結果、2,3年間に主要匪賊団は掃討せられ得べき旨主張す。日本官憲は満州国警察及各部族に於ける自衛団の組織が匪賊を消滅せしむるに役立つべきことを望み居れり。現在の匪賊の多くは元来良民にして其の財産を凡て失いたる為め現在の職業に投ずるに至れるものと信ぜられ居れり。農工の業を再び営む機会あらば之等匪賊は従前の平和的生活に復帰すべきこと望まれ居れり。 目次
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【世界観】 今作の宇宙は無限に広がる果てのない宇宙とされているため一次多元 起点世界は一次多元の大きさの宇宙である現実世界(現世) この現世と鏡合わせのように存在し、しかしながら時間の流れが全く違う常世という世界(一次多元) 更に起点世界を作り上げた本来の世界が存在し、起点世界はこの世界を鏡写に作り上げたと発覚している。 よって一次多元×3が世界観である。 【共通設定】 作中、精神を魂と同等の物として扱っており、「魂……分かりやすく言ってしまえば精神がーー」といった明言があるため、精神=魂である。 日傘女を見て恐怖と圧迫感で身体が動かなくなるが、なんとかそれに耐えて物陰に移動した遼河 精神+魂耐性×1 その遼河の精神を操る和香 精神+魂攻撃×2 それを理解し幻惑から解放された遼河 精神+魂耐性×2 その遼河を再度幻惑に掛けた和香 精神+魂攻撃×3 その幻惑から自力で逃れた遼河 精神+精神耐性×3 その遼河の精神に幻惑をかけた日傘女 精神+魂攻撃×4 その幻惑から自力で現実世界に目を覚ました遼河 精神+魂耐性×4 その遼河が恐怖し逃げ出す和香の霊力と邪悪な気配 常時精神+魂攻撃×5 その和香の恐怖に耐えて打ち勝ち、和香に勝負を移動遼河 精神+魂耐性×5 その遼河が恐怖を抱き逃げ出す瑠々葉の霊力 常時精神+魂攻撃×6 それに耐えて以降平気な遼河 精神+魂耐性×6 その遼河が惑わされ身体の自由を奪われる九尾の狐の言霊 精神+魂攻撃×7 それに耐えて抵抗した遼河 精神+魂耐性×7 霊力を視認すれば、その遼河の精神を魂ごと消滅させる事が可能な天之御中主神 常時精神+魂攻撃×8 それに耐えて会話も可能な和香 精神+魂耐性×8 また、精神+魂耐性×7の遼河が魂ごと凍り付き、恐怖で身動きが取れなくなり、正気を失ってしまうと言った和香の霊力並びに邪悪な気配 常時精神+魂攻撃×8 基本的に作中における除霊は妖(妖怪)と幽霊、神に有効とされており、魂(精神)をこの世から存在ごと抹消させる、や消滅させる、と言われている。 よって、除霊=魂(精神)攻撃+存在消滅扱いとなる。 和香と瑠々葉はこの除霊と同様の事を物理的にも霊力的にも行う事が可能であり、意図して使わずとも触れただけで効果を発揮する。 作品内でも本人達の攻撃(手加減)を除霊と登場人物からも明言されている。 妖怪や幽霊を魂ごと消滅させる除霊を行える除霊師並びに遼河 魂+精神攻撃×1 存在消滅攻撃×1、 遼河が除霊できない幽霊 魂+精神耐性×1 存在消滅耐性×1 その幽霊達を除霊可能な除霊師による除霊 魂+精神攻撃×2 存在消滅攻撃×2 その除霊師でも除霊ができない幽霊 魂+精神耐性×2 存在消滅耐性×2 その幽霊も除霊可能な除霊師 魂+精神攻撃×3 存在消滅攻撃×3 その除霊師でも除霊ができない悪霊 魂+精神耐性×3 存在消滅耐性×3 その除霊師でさえ除霊ができず、一切の攻撃が効かない和香と瑠々葉 魂+精神耐性×4 存在消滅耐性×4、 また、和香と瑠々葉は手を抜いた状態で全ての攻撃が上記の除霊師が除霊不可能な幽霊を除霊可能でもあるため、魂+精神攻撃×4 存在消滅攻撃×4、 さらに相手の情報(テンプレのこと)をも消し去ることが可能なため情報消去×1 また、和香と瑠々葉は本人達の情報消去に耐えられるため情報消去耐性 通常の人間には視認も察知も出来ない幽霊 不可視×1 この幽霊を視認可能な遼河 不可視視認×1 この遼河が視認不可能な幽霊の霊力 不可視×2 この霊力が見える様になった遼河 不可視視認×2 遼河が見えない妖怪や幽霊が見える和香と瑠々葉 不可視視認×3 通常の人間では触れられない幽霊 物理透過×1 この幽霊を殴れる遼河 物理透過無視×1 この遼河が触れられない幽霊や魂 物理透過×2 この幽霊や魂をデコピンしたり殴ったり食べたりできる和香と瑠々葉 物理透過無視×2 現世と常世では時間の流れが全く異なっており、基本的に数百年程度の時間の開きがあるとされている。 遼河と和香・瑠々葉は互いに現世と常世に別々でいる状態でも会話や行動が可能。 また時間の概念がなく、時の流れを超越した天之御中主神と戦闘や会話を行う事が可能でもある為、時間無視 【妄想属性】妄想強化 【作品名】和香様の座する世界 【ジャンル】エロゲ 【名前】和香 【属性】国津神(神様)・邪神 【大きさ】 参戦時は女子高生並 肉体が破損すると50m程度のタコみたいな怪物化 【攻撃力】物理透過無視×2 殴ったりデコピンしたりするだけで物理的な除霊が可能。魂+精神攻撃×4 存在消滅攻撃×4 情報消去×1 素の攻撃力は最低でも物理的に世界(一次多元)を破壊する事が可能な程度は持っている。 言霊を宿せば防御力関係なく殴りで人体に風穴を開けれる。 ダメージを反射・無効化・吸収の効果を持つバリアも破壊可能 作中、和香の術を見た妖怪が何度もそれらを即死攻撃と言っていたため、それらの術には即死攻撃が付く 火炎霊波 前方範囲数十メートル内に雷を放つ術 妖怪や幽霊を魂ごと消滅させる事が可能。情報消去も付与 不思議雷攻撃×1 存在消滅攻撃×4 魂+精神攻撃×4+即死×1、情報消去 砂塵嵐 前方範囲数十メートルに炎を放つ術。 妖怪や幽霊を魂ごと消滅させる事が可能。情報消去も付与 不思議炎×1 存在消滅攻撃×4 魂+精神攻撃×4+即死×1、情報消去 浮世絵津波 浮世絵のような津波を発生させる。前方範囲数百メートル程度 太陽レベルの熱までならかき消すことができる。情報消去も付与 存在消滅攻撃×4 魂+精神攻撃×4+即死×1、情報消去 【防御力】自身の攻撃を受け流されても平気なため一次多元破壊耐久 精神+魂耐性×8 存在消滅耐性×4、情報消去耐性×1 首が切断したり四肢がもげたり潰れたりしても平気で行動可能。 またそれぞれが全て和香の意思で独立して自由に動ける。くっつければ勝手に再生もする。 飛び散って肉塊は液状のタコみたいな状態であり、自由に動かす事ができる。 また宇宙・宇宙外生存可能。 九尾の狐が吐いた絶対零度の冷気を受けても平気、自然雷の直撃で無傷 時の流れから超越している全能神である天之御中主神の洗脳から自力で自我を取り戻せる。 改変された歴史に対して正常な認識を持ち、影響を受けていないため世界観規模の歴史改変耐性 1本刺すだけで神を封印可能な釘に打たれても三本までは耐えれたため、封印耐性×1 完全に封印された状態でも自我を保ち幻惑などの術を使用可能。 また弱い魂(精神)(精神・魂耐性×4+存在消滅耐性×4)ならば触れただけでその魂(精神が)消滅すると言われているため、直接和香に触れた場合のみ精神+魂攻撃×5+存在消滅攻撃×3が発動する。 太陽レベルの熱ならば受けても平気。 常人が瞬時に死に至る放射能レベルの毒なら影響を受けない。 霊圧を操る事により任意の対象以外は和香を認識することが不可能 認識無視×1 また上記の能力により幽霊が見える者でも和香を視認できないため不可視×2 作中、現世に存在する妖怪を低位と評し、妖怪の術程度ならば全てなんの影響もない、とされていたので作中妖怪の使用した攻撃に対して耐性×1 呪い・即死・不思議雷・不思議炎・存在消滅・不思議光線・物理攻撃・憑依・幻惑・精神+魂攻撃 気絶、麻痺、空間切断、時間無視にも効く時間操作、異次元追放、物質変換、強制変身、肉体操作、生気吸収 肉体が完全に滅びても消滅することはない。 肉体的ダメージを受けてもダメージ自体はない。 また神は自身が選ばぬ限り死ぬことはなく、殺されることも無い。 完全に消滅しても復活可能(この場合数百年~数千年の時間が必要) 神は御霊(精神・魂)が消滅しても完全に存在が消滅することは無く、その御霊自体に影響が出ない限り物理的・霊障的な攻撃は効かないとされている。 よって精神・魂×8による原理付き防御 【素早さ】時間無視 【特殊能力】 幽霊や妖怪、人間を食べる事が可能。 常世という別世界に自由に行き来する事が可能であり、常世を経由すれば離れた場所でも一瞬で着く。 対象をまた魂(精神)ごと取り込み同化する事が可能。作中では100m程度の相手までは取り込めた。精神・魂攻撃×5+取り込み+同化 不可視視認×3 幻惑 対象の精神を惑わし操る術。常世から現世に逃げ出す遼河が和香からどれだけ距離を置いても関係なく、この世界から脱出しないと駄目、と言われていたため範囲は常世(一次多元)並 精神+魂攻撃×3 霊力 作中和香の霊力や邪悪な気配により、周囲の人物の精神が恐怖で凍り付き身動きが取れなくなったり、魂がそれに耐えれず勝手に存在ごと消滅した。情報消去も付与 また、敵意を持つ存在(存在消滅耐性×4)で霊力を感じれない者や和香を認識できていない者、見えていない者に対してもこれに影響があったため、それらに対しても有効な常時精神+魂攻撃×8+存在消滅攻撃×5、情報消去 範囲は常世にいる者が現世の和香に影響を受けていたため、最低でも一次多元×2規模はあるか。 言霊 神の言葉であり、その発した言葉に強制力を持たせる。オンオフ可能であるが、基本的に神の言葉にはこれが宿っている。 得手不得手があるらしく万能ではない。 現世と常世では能力差が発生するが、和香の場合は現世でも落雷を落としたり、嵐を起こすなどが可能。 また、和香より術が劣っている瑠々葉が「敵意を持つ対象の腹に風穴を空ける」と発し、殴ればその通りになることから和香もそれを行う事が可能と思われる。 肉体が消滅しても御霊の操作により、姿形を持って再構築可能。この場合の肉体は「御霊に満ちた霧を集めて作り出した」と説明されているため、物理攻撃透過×1 対象に指を指し「ドーン」と言うと強制的に眠らせる事が可能。射程数十m 動物用(人間にも有効)の術と言っていたので、動物に対して効果のある睡眠攻撃×1 人外化 本来の姿になった状態。 50m程度のタコの様な姿になる。 登場人物からは名状しがたいやクトゥルフ神話と言われていたため、イメージとしてはクトゥルフに近いと思われる。実際は蛭子であり、触手が数十本程度生えており、どちらかといえば球状っぽい形をしている。 また、和香の力は神の力であり、本来の姿でその能力が使用不可能な理由はないので、この状態でも使用することができると思われる。 任意全能 作中神は全能と言われており、実際に和香自身も「どんな願いも叶えてやるぞ」「我は神だからな。その気になれば願いの一つや二つ簡単に叶えてやる」としている。 実現した内容としては、和香や瑠々葉が本物の神だとバレたくない遼河の頼みで「病気を治す」など絵馬に記載された簡単な願いのみを叶えている。 常時全能 時間無視+任意全能なので常時全能 全知全能の天之御中主神が和香と瑠々葉の存在を知らず、またどんな神かも分からなかったため全知無効 【長所】和香様TUEEEE 【短所】本気が全く分からない 【戦法】射程ぎりぎりまで距離を取りつつ常時能力、効かなければ火炎霊波などの術を使う 【備考】不可視×2+認識無視×1の状態で参戦。 和香様の座する世界を「我(和香)のゲーム」や「和香様達(和香・瑠々葉)のゲーム」、主人公遼河が和香達を指して「主人公でもある」と言っていたので参戦可能。一応はメインヒロインでもある。 ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 951◆XksB4AwhxU 2021/08/04(水) 19 31 04.43ID exvNhbJo 和香考察 多元宇宙規模の攻防と情報破壊効果ありの常時能力、精神・魂原理の原理付き防御がある。 情報破壊に耐性あり 戦法は初手0秒行動で移動できる最大距離だけ退避 2手目は常時能力で無理なら火炎霊波等で攻撃 設定破壊の壁を見る ○勝てない テンプレ破壊は効かない、邪悪な気配勝ち ○白騎士 無効化無視の殴り勝ち ○純潔のマリア 邪悪な気配勝ち ○鎌池s 同上 ○紅い月 同上 ○ジン・ハイマニューバ3型 2回無効化無視の殴り勝ち ○暗黒騎士キバ 無効化無視の殴り勝ち ○銀牙騎士ゼロ 同上 ○黄金騎士ガロ 同上 ×メイベル・フィルンドール 邪悪な気配効かずシャイニングスターズ負け ×ジョルノ・ジョバーナ 邪悪な気配当たらない、反撃負け △オムニウーズ 倒せないが時間無視で分けが取れる ○セシリア・オルコット テンプレ破壊は効かない、邪悪な気配勝ち △ウィンダム 倒せないが時間無視で分けが取れる ×リゼル・リーズナー 邪悪な気配効かずグラビティアルバスター負け ○ダークネスI 邪悪な気配勝ち △あーあー 倒せないが時間無視で分けが取れる ×最強スレ原型 大きい、広範囲常時全能とかで負け ×魔王 全て級攻防なら干渉されるか負け ×全ての始まり 同上 ×全てより凄い人 同上 ×スーパーデストロイガンダム 同上 ×Wish of Losers 全てを無効化負け ×(笑) 全て級攻防なら干渉されるか負け メイベル・フィルンドール>和香>黄金騎士ガロ
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152 :4:2012/07/30(月) 20 33 57 提督たちの憂鬱 第6話登場人物一覧 1/3 1932年7月以降 第二次五ヵ年計画 第二次五ヵ年計画:上海事変を片付けた日本政府は第二次五ヵ年計画を開始。 各地で高速鉄道、発電所、湾港施設、巨大製鉄所などの整備が開始された。 軽工業国家からの脱皮を果たすべく重工業の梃入れをこれまで以上に行った。 総額20億円以上という巨大な国家プロジェクトは、夢幻会の全面的な後押しの下で進められていく。 倉崎重蔵:夢幻会メンバー重鎮。名前だけ登場。 倉崎潤一郎:倉崎重蔵の息子。非転生者。夢幻会幹部候補。遼河油田を視察。 『「ははは、まぁ飛行機狂いの父ならそうでしょうね。ですが……」 「………やはり、彼も年か。君が夢幻会における彼の地位を継ぐのも近いな」 「いえいえ、まだ私のような若輩では……」 「気にすることは無い。君より若い人間はいる。馬鹿は不要だが、有能ならば若くても問題はないだろう」 東条は事も無げに言うが、潤一郎は恐縮したままだった。』本編6話より抜粋 東条英機:関東軍参謀。遼河油田を視察。世代交代に不安を覚える。 満州防衛についても問題が山積みで溜息をついた。 『(知らないことはいいことだよ、あんなギャグのような組織が日本を牛耳っているなんて) (……陸海軍、政財界などを支配しているのが実は変人奇人の巣窟なんて、 言えないよな~。世代交代するときはどうしようか、本当に) 遠い将来のことをちょっと、いやかなり不安に思いつつ、東条は石油プラントを後にした。』 『「中国内戦への対応、ソ連への警戒、それにゲリラや匪賊への対応…… おまけに暴走しそうな一部幹部の監視、俺を過労死させる気か?」』本編6話より抜粋 夢幻会会合 大角岑生:会合出席。 真崎甚三郎:会合出席。 白洲次郎:夢幻会の根回しで外務省にスカウト。夢幻会協力者。会合出席。 夢幻会の漫才に困惑する。 辻正信:会合出席。饅頭茶漬けを食べる。 『「……リ○ディ茶でも飲んどけ」 「あれはお茶に対する冒涜ですよ」 「「「………(似たようなものだろうに)」」」 一名だけ訳が判らないといった表情であったが、 夢幻会は今日も平常運転で突っ走っていた。』本編6話より抜粋 陸軍夢幻会派:統制派と呼称されている。 『この統制派は軍近代化を図る一方で非正規戦や諜報活動によって 中ソの分断と瓦解を図っており、明石大将の後継者たちと見做されていた。 現在、この会派には真崎、東条、相沢などの入れ替わり組みと、 史実の皇道派・統制派の一部が所属している。』本編6話より抜粋 蒋介石:名前だけ登場。蒋介石への不満を利用して中国を分断。 153 :4:2012/07/30(月) 20 34 34 2/3 1933年 フランクリン・ルーズベルト大統領選出。 ルーズベルト:名前だけ登場。 フーバー:名前だけ登場。 『中国内戦を利用した特需によって失地回復を目指したフーバー大統領だったが、 大恐慌発生の失敗を補いきれず落選。米国では史実どおり、 フランクリン・ルーズベルトが大統領として選出された。』本編6話より抜粋 ジェームズ・R・マクドナルド:英国宰相。米国と裏では激しい覇権争いを繰り広げる。 華北経済圏を華南経済圏から切り離す為鉄道の敷設を早める。 英国閣僚:数名とジェームズ・R・マクドナルドが協議。 ロスチャイルド家:名前だけ登場。鉄道敷設の為投資を呼び掛ける。 ヒトラー:名前だけ登場。 夢幻会会合 嶋田繁太郎:会合出席。 辻正信:会合出席。MMJのネットワークを使い不穏分子を監視。 新潟の干拓、農業の機械化と効率化の推進。 地主達に企業の創設や投資を促して経済の活性化を図る。 『地主階級の人間について徹底的な調査を行い、様々な醜聞を集めていたのだ。 家主には問題なくても、その息子や娘には問題があるケースが多い。 中には地主階級にも関わらず共産主義思想に染まっている者もいた。 辻はそういったスキャンダルを利用して、硬軟あわせた交渉を行っていたのだ。頑固な人間たちでさえ、 そういった身内の醜聞を持ち出されては、大抵は折れるしかなかった。』本編6話より抜粋 牟田口廉也:会合出席。 真崎甚三郎:会合出席。巫女萌え。 阿部信行:会合出席。不穏分子を監視。 石原莞爾:石原莞爾を中心とした一派は、未だに世界最終戦争論を掲げている。 アジア新秩序:一部には日本を中心としたアジア新秩序構築を主張する者もいる。 日本の政治家:今の政府のやり方を腰抜け呼ばわりする人間が多い。 それも自分達が主導権を握るためだけに、今の方針を貶める輩が少なくない。 154 :4:2012/07/30(月) 20 35 45 3/3 1933年 ニューディール政策実施 米国:ニューディール政策の実施を発表。 夢幻会はこれを予期して投資を行い莫大な利益を得る。 同時に予期せぬイベント発生。米国が大規模な中国支援を開始。 中国国内の富裕層によって軽工業の振興が活発化。 夢幻会会合 嶋田繁太郎:会合出席。夢幻会常識派。 貿易摩擦の発生は戦争を誘発する為不安を覚える。 『この事態を一番深刻に受け止めていたのは、 夢幻会で数少ない常識派とされる嶋田たちであった。』本編6話より抜粋 辻正信:会合出席。一部の人間達の憂慮を笑い飛ばした。 日本本土に直接投資してもらい合弁工場を沢山作ればいい。 米国企業日本法人の製品を中国に輸出すれば問題はある程度はクリアできる。 軍関係者:会合出席。 『この日から日中両国は、これまで以上に、 壮絶な経済戦争を繰り広げることになる。』本編6話より抜粋
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【世界観】 起点世界は単一宇宙の現実世界(現世) この現世と鏡合わせのように存在し、しかしながら時間の流れが全く違う常世という世界(単一宇宙) 更に起点世界を作り上げた本来の世界が存在し、起点世界はこの世界を鏡写に作り上げたと発覚している。 よって単一宇宙×3が世界観である。 【簡易テンプレ】 【名前】和香 【属性】国津神・邪神 【大きさ】女子高生並 部位欠損後50m程度の人外化 【攻撃力】物理透過無視×2 殴ると精神+魂攻撃×4 +存在消滅攻撃×4 本気の場合単一宇宙破壊威力 【防御力】精神+魂耐性×8 存在消滅耐性×4 即死耐性 呪い耐性 不思議雷耐性 不思議炎耐性 不思議光線耐性 物理攻撃耐性 憑依耐性 幻惑耐性 不思議炎耐性 歴史改変耐性 封印耐性 和香に触れた場合、精神+魂攻撃×5+存在消滅攻撃×5 【素早さ】時間無視 【特殊能力】不可視視認×3 不可視×2 認識無視×1 成人男性サイズ迄に有効な精神+魂攻撃×1+取り込み+同化 不思議雷or炎攻撃×1 存在消滅攻撃×4 魂+精神攻撃×4+即死×1 単一宇宙×1規模の精神+魂攻撃×3 和香を視認・認識出来ない者にも有効な単一宇宙×2規模の常時精神+魂攻撃×8+存在消滅攻撃×5 常時全能 【共通設定】 作中、精神を魂と同等の物として扱っており、「魂……分かりやすく言ってしまえば精神がーー」といった明言があるため、精神=魂である。 日傘女を見て恐怖と圧迫感で身体が動かなくなり、気絶しその場に倒れた都 日傘女を見てそれに耐えて物陰に移動した遼河 精神+魂耐性×1 その遼河の精神を操る和香 精神+魂攻撃×2 それを理解し幻惑から解放された遼河 精神+魂耐性×2 その遼河を再度幻惑に掛けた和香 精神+魂攻撃×3 その幻惑から自力で逃れた遼河 精神+精神耐性×3 その遼河の精神に幻惑をかけた日傘女 精神+魂攻撃×4 その幻惑から自力で現実世界に目を覚ました遼河 精神+魂耐性×4 その遼河が恐怖し逃げ出す和香の霊力と邪悪な気配 常時精神+魂攻撃×5 その和香の恐怖に耐えて打ち勝ち、和香に勝負を移動遼河 精神+魂耐性×5 その遼河が恐怖を抱き逃げ出す瑠々葉の霊力 常時精神+魂攻撃×6 それに耐えて以降平気な遼河 精神+魂耐性×6 その遼河が惑わされ身体の自由を奪われる九尾の狐の言霊 精神+魂攻撃×7 それに耐えて抵抗した遼河 精神+魂耐性×7 霊力を視認すれば、その遼河の精神を魂ごと消滅させる事が可能な天之御中主神 常時精神+魂攻撃×8 それに耐えて会話も可能な和香 精神+魂耐性×8 また、精神+魂耐性×7の遼河が魂ごと凍り付き、恐怖で身動きが取れなくなり、正気を失ってしまうといった和香の霊力並びに邪悪な気配 常時精神+魂攻撃×8 基本的に作中における除霊は妖(妖怪)と幽霊、神に有効とされており、魂(精神)をこの世から存在ごと抹消させる、や消滅させる、と言われている。 よって、除霊=魂(精神)攻撃+存在消滅扱いとなる。 和香と瑠々葉はこの除霊と同様の事を物理的にも霊力的にも行う事が可能であり、意図して使わずとも触れただけで効果を発揮する。 作品内でも本人達の攻撃(手加減)を除霊と登場人物からも明言されている。 妖怪や幽霊を魂ごと消滅させる除霊を行える除霊師並びに遼河 魂+精神攻撃×1 存在消滅攻撃×1 遼河が除霊できない幽霊 魂+精神耐性×1 存在消滅耐性×1 その幽霊達を除霊可能な除霊師による除霊 魂+精神攻撃×2 存在消滅攻撃×2 その除霊師でも除霊ができない幽霊 魂+精神耐性×2 存在消滅耐性×2 その幽霊も除霊可能な除霊師 魂+精神攻撃×3 存在消滅攻撃×3 その除霊師でさえ除霊ができず、一切の攻撃が効かない和香と瑠々葉 魂+精神耐性×4 存在消滅耐性×4 また、和香と瑠々葉は手を抜いた状態で全ての攻撃が上記の除霊師が除霊不可能な幽霊を除霊可能でもあるため、魂+精神攻撃×4 存在消滅攻撃×4 通常の人間には視認も察知も出来ない幽霊 不可視×1 この幽霊を視認可能な遼河 不可視視認×1 この遼河が視認不可能な幽霊の霊力 不可視×2 この霊力が見える様になった遼河 不可視視認×2 遼河が見えない妖怪や幽霊が見える和香と瑠々葉 不可視視認×3 通常の人間では触れられない幽霊 物理透過×1 この幽霊を殴れる遼河 物理透過無視×1 この遼河が触れられない幽霊や魂 物理透過×2 この幽霊や魂をデコピンしたり殴ったり食べたりできる和香と瑠々葉 物理透過無視×2 現世と常世では時間の流れが全く異なっており、基本的に数百年程度の時間の開きがあるとされている。 遼河と和香・瑠々葉は互いに現世と常世に別々でいる状態でも会話や行動が可能。 また時間の概念がなく、時を超越した天之御中主神と戦闘や会話を行う事が可能でもある為、時間無視 【作品名】和香様の座する世界 【ジャンル】エロゲ 【名前】和香 【属性】国津神(神様)・邪神 【大きさ】 参戦時は女子高生並 肉体が破損すると50m程度のタコみたいな怪物化 【攻撃力】物理透過無視×2 殴ったりデコピンしたりするだけで物理的な除霊が可能。魂+精神攻撃×4 存在消滅攻撃×4 敵意を持つ対象が触れたり、和香を認識した場合に限り常時魂+精神攻撃×8+存在消滅攻撃×4 範囲は単一宇宙×2 素の攻撃力は最低でもコンクリートを砕く程度は持っている。 言霊を宿せば防御力関係なく殴りで人体に風穴を開けれる。 本気を出せば物理的に世界(現世)を破壊する事が可能。 【防御力】 精神+魂耐性×8 存在消滅耐性×4 首が切断したり四肢がもげたり潰れたりしても平気で行動可能。 またそれぞれが全て和香の意思で独立して自由に動ける。くっつければ勝手に再生もする。 飛び散って肉塊は液状のタコみたいな状態であり、自由に動かす事ができる。 また宇宙外生存可能。 九尾の狐が吐いた炎を受けても平気 炎耐性 改変された歴史に対して正常な認識を持ち、影響を受けていないため歴史改変耐性 1本刺すだけで神を封印可能な釘に打たれても三本までは耐えれたため、封印耐性×1 完全に封印された状態でも自我を保ち幻惑などの術を使用可能。 また弱い魂(精神)(精神・魂耐性×4+存在消滅耐性×4)ならば触れただけでその魂(精神が)消滅すると言われているため、直接和香に触れた場合のみ精神+魂攻撃×5+存在消滅攻撃が5が発動する。 太陽レベルの熱ならば受けても平気。 放射能レベルの毒なら影響を受けない。 霊圧を操る事により任意の対象以外は和香を認識することが不可能 認識無視×1 また上記の能力により幽霊が見える者でも和香を視認できないため不可視×2 作中、現世に存在する妖怪を低位と評し、妖怪の術程度ならば全てなんの影響もない、とされていたので作中妖怪の使用した以外に対して耐性×1 呪い・即死・不思議雷・不思議炎・存在消滅・不思議光線・物理攻撃・憑依・幻惑・精神+魂攻撃 肉体が完全に滅びても消滅することはない。 肉体的ダメージを受けてもダメージ自体はない。 また神は自身が選ばぬ限り死ぬことはなく、殺されることも無い。 完全に消滅しても復活可能(この場合数百年~数千年の時間が必要) 神は御霊(精神・魂)が消滅しても完全に存在が消滅することは無く、その御霊自体に影響が出ない限り物理的・霊障的な攻撃は効かないとされている。 よって精神・魂×8による原理付き防御 【素早さ】時間無視 【特殊能力】 幽霊や妖怪、人間を食べる事が可能。 常世という別世界に自由に行き来する事が可能であり、常世を経由すれば離れた場所でも一瞬で着く。 対象を魂(精神)ごと取り込み同化する事が可能。作中では大柄な成人男性までは取り込めた。魂+精神攻撃×1+取り込み+同化 不可視視認×3 作中、和香の術を見た妖怪が何度もそれらを即死攻撃と言っていたため、それらの術には+即死攻撃が付く 火炎霊波 前方範囲数メートル内に雷を放つ術 妖怪や幽霊を魂ごと消滅させる事が可能。 不思議雷攻撃×1 存在消滅攻撃×4 魂+精神攻撃×4+即死×1 砂塵嵐 前方範囲数メートルに炎を放つ術。 妖怪や幽霊を魂ごと消滅させる事が可能。 不思議炎×1 存在消滅攻撃×4 魂+精神攻撃×4+即死×1 浮世絵津波 浮世絵のような津波を発生させる。太陽レベルの熱までならかき消すことができる。 幻惑 対象の精神を惑わし操る術。常世から現世に逃げ出す遼河が和香からどれだけ距離を置いても関係なく、この世界から脱出しないと駄目、と言われていたため範囲は常世(単一宇宙)並 精神+魂攻撃×3 霊力 作中和香の霊力や邪悪な気配により、周囲の人物の精神が恐怖で凍り付き身動きが取れなくなったり、魂がそれに耐えれず勝手に存在ごと消滅した。 また、敵意を持つ存在(存在消滅耐性×4)で霊力を感じれない者や和香を認識できていない者、見えていない者に対してもこれに影響があったため、それらに対しても有効な常時精神+魂攻撃×8+存在消滅攻撃×5 範囲は常世にいる者が現世の和香に影響を受けていたため、最低でも単一宇宙×2規模はあるか。 言霊 神の言葉であり、その発した言葉に強制力を持たせる。オンオフ可能であるが、基本的に神の言葉にはこれが宿っている。 得手不得手があるらしく万能ではない。 現世と常世では能力差が発生するが、和香の場合は現世でも落雷を落としたり、嵐を起こすなどが可能。 また、和香より術が劣っている瑠々葉が「敵意を持つ対象の腹に風穴を空ける」と発し、殴ればその通りになることから和香もそれを行う事が可能と思われる。 肉体が消滅しても御霊の操作により、姿形を持って再構築可能。この場合の肉体は「御霊に満ちた霧を集めて作り出した」と説明されているため、物理攻撃透過×1 対象に指を指し「ドーン」と言うと強制的に眠らせる事が可能。動物用(人間にも有効)の術と言っていたので、動物に対して効果のある睡眠攻撃×1 人外化 本来の姿になった状態。 50m程度のタコの様な姿になる。 登場人物からは名状しがたいやクトゥルフ神話と言われていたため、イメージとしてはクトゥルフに近いと思われる。実際は蛭子であり、触手が数十本程度生えており、どちらかといえば球状っぽい形をしている。 また、和香の力は神の力であり、本来の姿でその能力が使用不可能な理由はないので、この状態でも使用することができると思われる。 任意全能 作中神は全能と言われており、実際に和香自身も「どんな願いも叶えてやるぞ」「我は神だからな。その気になれば願いの一つや二つ簡単に叶えてやる」としている。 実現した内容としては、和香や瑠々葉が本物の神だとバレたくない遼河の頼みで「病気を治す」など絵馬に記載された簡単な願いのみを叶えている。 常時全能 時間無視+任意全能なので常時全能 全知全能の天之御中主神が和香と瑠々葉の存在を知らず、またどんな神かも分からなかったため全知無効 【長所】和香様TUEEEE 【短所】本気が全く分からない 【戦法】常時能力+火炎霊波か砂塵嵐。 無理そうなら取り込む。 【備考】不可視×2+認識無視×1の状態で参戦。 和香様の座する世界を「我(和香)のゲーム」や「和香様達(和香・瑠々葉)のゲーム」、主人公遼河が和香達を刺して「主人公でもある」と言っていたので参戦可能。一応はメインヒロインでもある。 参戦vo.131 修正vol.132,134,138 vol.138 207格無しさん2022/12/03(土) 16 33 59.89ID vSJEKufv 和香と瑠々葉 邪悪な気配が精神攻撃になるか不明瞭 とあるが、霊力に関する説明で「邪悪な気配により精神が恐怖で凍りつき」とあるので精神攻撃にならない理由がない よってランキングに戻そうと思う 212格無しさん2022/12/03(土) 22 58 46.12ID vSJEKufv 和香再考察 主な戦法は人間・人外等に効く単一宇宙×2規模の常時精神・魂攻撃×8+存在消滅攻撃×5 と、精神・魂攻撃×8による原理付き防御 原理付き防御に関しては精神・魂耐性×8を持ってないと突破できない扱いとする ざっと見た感じこの原理付き防御を突破できそうなのはロックといぶそう組の2人のみ (全能神の壁) ○当真大河 常時能力勝ち △斗南優 遍在分け ○ピッコロ 常時能力勝ち ○孫悟飯 同上 ○両儀式 同上 ○孫悟空(ドラゴンボール) 同上 ○城山恭介withただ一つの目的を貫徹する色彩なき童女 同上 △一方通行 ベクトル操作分け ○沙条愛歌 常時能力勝ち △エターナルビューティ 原理付き防御分け ○ロック 原理付き防御は突破される。 しかし常時能力の精神と魂は効かないが存在消滅の方は効くので、 接近する前に存在消滅で勝ち △アンチモニター 大きさ分け ○ダーク・シュナイダー 常時能力勝ち △エターナルハッピー 原理付き防御分け △上条当麻 原理付き防御分け ○藤井蓮 常時能力勝ち △おれ(脱走と追跡のサンバ) 巨大化分け △暁美ほむら 大きさ分け ○聖賢者ユウト 常時能力勝ち △玖錠紫織 遍在分け ○悠久のユーフォリア 常時能力勝ち △高遠夜霧 原理付き防御分け △アノス・ヴォルディゴード 同上 △リムル・テンペスト 同上 △壬生宗次郎 同上 △坂上覇吐with久雅竜胆 遍在分け ○叢雲のノゾム 常時能力勝ち ×ティティー 原理付き防御突破されて流星負け ×相川陽滝 原理付き防御突破されて凍結負け (全能神上位の壁) 相川陽滝=ティティー>和香>叢雲のノゾム vol.134 https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/25630/1620609828/l30 892: 名無しさん :2021/08/12(木) 08 49 22 むしろこっちの方が精神攻撃として扱うのがミスっぽい その遼河が恐怖し逃げ出す和香の霊力と邪悪な気配 常時精神+魂攻撃×5 これだとキュイが恐怖し逃げ出したベジータの戦闘力も精神攻撃になる 893: 名無しさん :2021/08/12(木) 09 10 12 とりあえずは止まってる精神攻撃関係の議論を進めなきゃじゃね? 894: 名無しさん :2021/08/12(木) 09 47 32 まあ現時点ではフリーザの戦闘力が精神攻撃扱いされてない例がある以上 平等に和香の霊力も精神攻撃扱いにならない可能性があると見なして議論中に移動すべきだな それから精神攻撃の条件を規定するルールを定めれば良い 896: 名無しさん :2021/08/12(木) 16 00 09 894 でも逆にそれで通ってるキャラもいるよね、で精神攻撃の議論に発展したんじゃないの。 まあ、精神攻撃組はまとめて議論中に突っ込むのが一番だけどね。 898: 名無しさん :2021/08/12(木) 16 09 31 892 そもそも霊力の説明で精神が凍りつきってあるし精神に干渉してるなら精神攻撃扱いでは 899: 名無しさん :2021/08/12(木) 16 11 03 896 じゃあ精神攻撃判定が下せるか曖昧な奴(和香や瑠々葉など)は全般的に議論中にしとくか ちょうどウルトラマン勢も結局議論中送りにされたみたいだし 771: カッツ ◆XksB4AwhxU :2021/07/31(土) 21 17 32 和香再考察 単一宇宙規模の攻防と常時能力、精神・魂原理の原理付き防御がある。 戦法は初手0秒行動で移動できる最大距離だけ退避 2手目は常時能力で無理なら火炎霊波 全能神の壁から見る ○主人公withアーチャー 常時能力勝ち ○主人公withギルガメッシュ 同上 ○みなと 同上 ○ロック 同上 ○孫悟空(ドラゴンボール) 同上 ○壬生宗次郎 同上 △斗南優 遍在分け ○両儀式 常時能力に巻き込んで勝ち △アンチモニター 大きさ分け △おれ(脱走と追跡のサンバ) 巨大化分け △アリシア=Y=アーミティッジ 大きさ分け △M 大きさ分け ○聖賢者ユウト 常時能力勝ち ○藤井蓮 同上 ○悠久のユーフォリア 同上 ○叢雲のノゾム 同上 ○アダム・ブレイド 同上 △ヤチマ 大きさ分け △玖錠紫織 遍在分け △坂上覇吐with久雅竜胆 大きさ分け △スペクター 遍在分け △スーパーマンwithコズミックアーマー 大きさ分け △スレイ 遍在分け △寄車むげん 同上 △緒方次郎 大きさ分け △ジロー 同上 △天野銀次 同上 玖錠紫織>ヤチマ=和香>アダム・ブレイド 114: 名無しさん :2021/05/17(月) 11 12 05 和香と瑠々葉の共通設定について 日傘女を見て恐怖と圧迫感で身体が動かなくなるが、 なんとかそれに耐えて物陰に移動した遼河 精神+魂耐性×1 これ勝手に恐怖して一瞬動けなくなったけど(パワーアップ描写なしで)自力で動けるというなら 日傘女がそもそも精神攻撃を持ってるか怪しいし、すなわち遼河も精神耐性持ってなくね? この2キャラは再考察待ちで 116: 名無しさん :2021/05/17(月) 15 07 41 114 また、精神+魂耐性×7の遼河が魂ごと凍り付き、恐怖で身動きが取れなくなり、正気を失ってしまうと言った和香の霊力並びに邪悪な気配 常時精神+魂攻撃×8 ついでにこの部分も「言った」では作中で行使されているのか判断できんので要修正を求める 117: 名無しさん :2021/05/17(月) 15 28 03 114 じゃあ 日傘女を見て恐怖と圧迫感で身体が動かなくなる都 日傘女を見てそれに耐えて物陰に移動した遼河 精神+魂耐性×1 116 言ったではなく、といった、の変換ミス。修正しとく 118: 名無しさん :2021/05/17(月) 15 35 48 恐怖と圧迫感で体が動かなくなる程度で精神攻撃とって良いの?って話でもあるんじゃないの? 119: 名無しさん :2021/05/17(月) 16 28 02 なるでしょ 120: 名無しさん :2021/05/17(月) 16 45 13 119 ならんだろ 前にフリーザにびびって体動かなくなったピッコロたちで精神攻撃取れる? ってやりとりあったが無理だよってあったし 121: 名無しさん :2021/05/17(月) 16 51 22 120 ああ、なるほど。 ただビビったわけじゃない場合は、それを記載すればいいってこと? 122: 名無しさん :2021/05/17(月) 16 53 22 121 根本的に無理だって話 ジョジョでDIOに対する花京院みたいに ゲロ吐いて恐怖心で動けなくなって心がへし折れてると明言されてるレベルなら精神攻撃取れるけど 124: 名無しさん :2021/05/17(月) 16 54 36 122 それその場いる人達の匙加減じゃん 125: 名無しさん :2021/05/17(月) 16 57 19 124 それ言い出したら精神攻撃系で微妙なやつ全部匙加減になるじゃん ジョジョの場合はそれ含めて花京院が恐怖を乗り越えてゲロも吐かなくなって立ち向かえるようになった って明確な描写があるから精神攻撃として戦闘不能にできるものと扱えるけどさ 126: 名無しさん :2021/05/17(月) 17 00 45 125 意味わからん 匙加減になるじゃんって言われても、実際にビビっただけで精神攻撃取れてるやつと取れない奴がいる時点で匙加減になってるでしょ あと結局じゃあ花京院と 114と 117の場合は何が違うの 花京院も勝手にDIOにビビっただけでしょ 128: 名無しさん :2021/05/17(月) 17 01 50 126 花京院のほかにアヴドゥルもやられかけてるんだが? 129: 名無しさん :2021/05/17(月) 17 02 57 128 いや、何人だろうが結局ただ勝手にDIOにビビっただけでしょ 130: 名無しさん :2021/05/17(月) 17 03 30 127 実際に自我も精神も無いぞ というかなんでヘレンなんだよ、他にもっと近い例えあるだろ 131: 名無しさん :2021/05/17(月) 17 03 51 126 戦闘不能状態になってるの?って話 体動かなくても技出せるキャラとかいるのに動かないだけでTKO成立するわけないでしょ 133: 名無しさん :2021/05/17(月) 17 07 04 131 少なくとも作中、抵抗もなにもできていし、気絶しているから戦闘不能になるはず。 ってかそれを追記しとけばいいか。 日傘女を見て恐怖と圧迫感で身体が動かなくなり、気絶しその場に倒れた都 日傘女を見てそれに耐えて物陰に移動した遼河 精神+魂耐性×1 134: 名無しさん :2021/05/17(月) 17 08 09 133 それならいいと思う vol.132 837格無しさん2021/04/23(金) 11 48 40.82ID MbmbWH2E 和香再考察 超越距離規模の攻防と常時能力、精神・魂原理の原理付き防御がある。 戦法は初手0秒行動で移動できる最大距離だけ退避 2手目は常時能力で無理なら火炎霊波 〇ヴィッキーライン 常時能力勝ち 〇玖錠紫織~坂上覇吐with久雅竜胆 常時能力勝ち 〇アダム・ブレイド~エターナルビューティ 常時能力勝ち △美堂蛮 お互いに原理付き防御分け △寄車むげん~スレイ 常時能力に存在消滅があるため個体数減らしてしまう。偏在分け 〇サノス 常時能力勝ち △北条響 原理付き防御分け 〇大十字九郎 常時能力で原理付き防御抜いて勝ち 〇緒方次郎 常時能力勝ち 〇ジロー 認識できない相手にも有効な常時能力勝ち 〇瑠々葉 取り込み勝ち △エターナルハッピー お互いに原理付き防御分け △天野銀次 お互いに原理付き防御分け ×ヘレン 精神攻撃負け 天野銀次=エターナルハッピー=和香>瑠々葉 932格無しさん2021/04/29(木) 09 57 50.54ID Ean+mFlU 938 美堂蛮 再考察 世界観的にもっと大きくできるシーンが探せばあるはず、修正待ち送り 和香と瑠々葉 再考察 現世などの世界観がほぼ全て超越距離の場所で占められている可能性があり 超越距離の場所を除いても単一宇宙分の距離が残っているかは疑問 どうせ位置は変わらないので超越距離×2+作中で見えたその他の場所(夜空とか) の世界観3つに修正した方が無難、修正待ち送り ヘレンは元々総当たりに参加しないので残り12キャラで総当たり開始 938格無しさん2021/04/29(木) 10 32 53.72ID fLsVy04w 940 932 現世などの世界観がほぼ全て超越距離の場所で占められている可能性があり 超越距離の場所を除いても単一宇宙分の距離が残っているかは疑問 すまん、どういうこと? 940格無しさん2021/04/29(木) 10 45 09.55ID Ean+mFlU 942 938 例えば世界観1つ(現世とか)が「超越距離の場所×2+その他の場所(惑星規模)」な可能性だってあるし 具体的な「超越距離の場所を除く世界観サイズ」が分からないと世界観サイズはなんとも言えない 939 だとすると以前の総当たりの時点でビッグクランチ含む勝敗判定が結構下されてるし もはや以前の総当たりすら疑惑の勝敗判定が結構あるな… 942格無しさん2021/04/29(木) 10 54 00.66ID fLsVy04w 943 946 940 ああ、なるほどね。 正確には 現世は「日本内の鎌倉にある自宅から駅(30分)までが超越距離」なのでまず最低超越距離+単一宇宙 常世は現世と鏡写しの世界なので単一宇宙であり、常世内の鎌倉において「時間の感覚が分からなくなるほどの距離」があるので最低超越距離+単一宇宙 現世と常世は鏡写しなので同じ場所に同じ場所があるため、最低超越距離×4+単一宇宙×2 現世のモデル世界は上記現世と鏡写しなので最低超越距離×2+単一宇宙 よって超越距離×6+単一宇宙×3になる。 ちなみに超越距離は全て鎌倉内に収まる。 って感じ 943格無しさん2021/04/29(木) 10 57 11.65ID fLsVy04w 942 超越距離を除く世界観については普通に単一宇宙だよ 正確には現世は宇宙+宇宙外で常世は宇宙+宇宙外 現世のモデル世界も同様 よって単一宇宙×3はある 946格無しさん2021/04/29(木) 11 05 33.64ID ZKtOMkUH 942 これ明らかにその世界観より広い気がするんだが vol.131 322格無しさん2021/02/10(水) 10 37 21.46ID e/eSTeGM 324 和香考察 時間無視+超耐性+肉体死んでも復活+広範囲にわたる複合常時能力持ち でかくなければだいたいの相手は倒せる常時能力。時間無視と全能耐性と認識不可があるので常時能力で倒せない相手にもほとんど負けない デモンゾーアの闇に殺され続けてTKO負けする程度で殆ど勝ちor分けなので全能の壁直下まで行けると思われる ◯オフィーリア お互い常時能力は効かず、非存在に有効な火炎霊波で勝ち ?マックスウェル 104の「ジカンジク」についての回答がないので修正行きかな? △五体譲with虚数号 時間無視分け △アシュヴィン 倒せない倒されない分け ◯ダーク・シュナイダー 常時能力勝ち ドリームより下はほとんど分けか勝ち (全能の壁)>和香>オフィーリア